アイヌから学ぶ自然の毒は別の毒で中和!北海道の毒歴史は興味深い!
北海道に
移住する人が
年々増えて来ました。
移住後に後悔しないように下調べをすると思いますが、古くからその土地に住んでいる人でないと知らない事情がたくさんあると思います。
北海道の移住目的は
農業、
酪農、
自然と触れ合いたい、
自給自足、
山菜採りなどです。
しかし、
北海道に長く
住んでいる者でしか知らない
事情があります。
今回は、
北海道の歴史上観点から
移住する為に興味惹かれる
知っておいた方が良い
『毒』事情をご紹介します。
北海道民はアイヌから毒の歴史を学び築きあげてきました
今回は、
北海道の歴史上観点から
移住する為に興味惹かれる
知っておいた方が良い
『毒』事情をご紹介します。
北海道の『毒』の歴史は古くからあります。
ごく身近にもあるので移住して毒によって幸せな日常が崩れる事も多々あるのです。
北海道の毒事情は本州よりも遥かに強い猛毒が意外と多いのですがその代表的なのが「トリカブト」でしょう。
北海道には猛毒のトリカブトが10種類以上存在するのですが、花がとても綺麗なので食用の山菜などと間違えて食べてしまうケースが多いようですね。
蝦夷地でのトリカブトとアイヌの歴史は深く、トリカブトの毒を矢やナイフに塗ってかすっただけで致命傷になります。
北海道の観光やアイヌの博物館の顔となっている人気アニメのゴールデンカムイでも放送してたのでみた事がある人はいるかと思います。
毒が毒の力を沈めているの?不思議です?
ただ、アイヌは狩猟でトリカブトの毒を使いましたが獲った獲物が猛毒に犯されているので毒対策もしっかりされているのです。
毒をもって毒を制す!
トリカブト→フグ・・とても興味深々!
毒の中和で有名なのが大学などで研究されていて、まだ化学が進んでいない昔のアイヌの人々はトリカブトの猛毒アコニチンを使用して解毒の為に有名なフグの毒テトロドトキシンを使用して中和していました。
猛毒同士が引っ張り合い中和する作用があり、無毒化するのをアイヌは経験上知っていたのです。
この事は多方面で知られて紹介されていますが、毒の分量を間違えると死亡事故に繋がるので絶対に真似をしない方が良いです!
アイヌからの学び!こんな自然毒があったのか!?
他にもりんごの毒にも気を付けた方が良いのです。
りんごの毒だと思うでしょうが、寒い地域になるりんごですが美味しい姫りんごに似ている生きた化石の植物バージョンの「マルス・シルヴェストリス」があります。
マルス・シルヴェストリスは全てのりんごの祖先で数千年かけて品種改良され今のりんごがあるのです。
その毒は実は人間には無毒なのですが動物、ペットのワンちゃん、ネコちゃん達に取っては猛毒なので食べられる形跡はありません。
自然界って不思議がいっぱい!
逆に人間には神経系猛毒のベニテングダケがあり、人間には猛毒ですが蝦夷鹿、蝦夷リスなど動物は毒を分解出来るので良く猛毒キノコを美味しそうに食べている姿を見る事があります。
塩漬けや毒抜きをすれば食べれますが、素人は真似しない方が無難で、小樽天狗岳でベニテングダケを多く見ました。
気ぉ付けてね!
他に毎年被害が多いのがアイヌネギとユリ科の葉を間違って食べる食中毒死亡事故が多い事です。
ご存知の人が多いと思いますがユリ科の葉にはアルカロイドのコルヒチンなどがあり、アイヌネギと間違えて食する事が原因です。
見分け方は北海道に住んでいれば簡単で根っこに赤い模様があるのがアイヌネギで無いのがユリ科です。
他にもキャンプや遭難しても北海道の川の水を飲んではいけないと言われていますが、毒ではないのですが寄生虫のエキノコックスがいるんです。
エキノコックスは手塚治虫さんの漫画ブラックジャックにも出ていますが十分に熱するか、1番確実なのは完全冷凍です。
水だけではなくジビエにもいるので地元の猟師さんが持って来てくれる蝦夷鹿肉は漁師さんの直伝のタレで滅殺してくれて、北海道の人間はエキノコックスの恐ろしさを知っているので更に冷凍と加熱を行います。
まとめ
北海道移住は自然豊かで食も美味しく最高ですが、その土地の事情や風習を知っていれば更に安全に楽しむ事が出来ると思います。
今回紹介したのはほんの一部で、本当に奥が深いので移住前に調べてみてはいかがでしょうか?
都会に住んでいれば毒と接する機会など日々感じていません。
移住が決まれば思い出してくださいね。
毒関連の知識はを知っとくべきですよ。
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