日焼け止めはいつからいつまで必要ですか?絶対外せない時間帯は?
暖かい日が増えてくると、
外に出ることも増えてきますよね。
その中で、
日焼け止めは、肌や健康を守るためには
必要不可欠なものです。
でも、
と気になる人も多いはずです。
結論から言うと、日焼けを防ぐためには、
3月頃~10月頃は使うべきです。
しかし、例外もあります!
そしてもし、シミやたるみをきちんと防ぎたかったら1年中使った方がいいのです!
「え、真夏だけじゃダメなの?」
と感じる方もいると思います。
日焼けや炎症を防ぐだけなら
真夏だけでも大丈夫です。
しかし、紫外線には
A波(UV-A)とB波(UV-B)があり、
肌に与える影響がそれぞれ違うのです。
紫外線A波(UV-A)、B波(UV-B)とは何なのか?
いつからいつまで日焼け止めが必要か?
そして、絶対外せない時間帯についてこれから解説していきます。
日焼け止めはいつからいつまで必要か?
日焼けを防ぐためには、
3月頃~10月頃の使用が必要です。
なぜかと言うと、紫外線B波(UV-B)の影響を強く受ける時期だからです。
紫外線B波(UV-B)は、主に肌の表面にダメージを与えるもので、やけどのような炎症を起こしたり、皮膚がんの原因を作ったります。
炎症が引いた後に、シミになったりもします。
ヒリヒリと痛がゆくなったり、肌を赤くしたり黒くしたりするのはこのUV-Bの影響です。
UV-Bは、3月頃からだんだんと量が増えはじめ、
ピークは7、8月頃になります。
5月、6月も強い値になるので、日焼け対策は必要です。
4月、9月はピークよりは弱いものの、中程度の量になってきています。
3、10月はだんだん減ってきていますが、まだUV-Bの影響が強い日もあるので、用心しておく方が良いでしょう。
特に、春先の、気温は高くないが紫外線は強い日は注意が必要です。
地域によっては紫外線量の差もあります。
沖縄など南方では、平均的なつくばでの観測に比べて、年間を通して多めになっています。
そのため、南方では、長めの期間の対策をおすすめします。
紫外線B波を防ぐには「SPF」が効果があります。
【SPFとは?】
Sun Potection Factor(サンプロテクションファクター)の略で、紫外線によって起こる急性の炎症(サンバーン)の防止効果の程度を表しています。サンバーンは主にUVB(中波長紫外線)によって起こることから、UVBの防止効果を表しているといえます。数字で表し、値が大きいほど、防止効果が高くなります。最高値は50です。明らかにSPF51を超える製品はSPF50+と表示されます。
引用:Kanebo
数値が高いほど予防効果が高くなります。
普段の軽い野外活動であればSPF30ほどあれば大丈夫です。
日中用の乳液やクリームなどの、SPF表記のあるものも有効です。
しかし、長時間戸外に出る場合にはSPFの数値の高いものを使用しましょう。
用途に応じて使い分けるのが肌を守るためにも良いでしょう。
【紫外線についての基礎知識】
太陽の光には下の図のように、目で見ることができる光(可視光線)の他に目で見ることができない赤外線や紫外線が含まれています。紫外線は地表に届く光の中で最も波長の短いもので、波長の違いによって「UVA」=紫外線A波、「UVB」=紫外線B波、「UVC」=紫外線C波、の3種類に分類されます。「UVC」はオゾン層によって吸収されて、地上には到達しません。
引用:日本化粧品工業連合会
【プレミ様のレビュー:素肌感の出る日焼け止め】
普段からファンデーションを使わないのですが、こちらは軽くファンデーション変わりに使うと素肌感があり透明感が出ます。敏感肌ですけど、問題なく使えました。
SPF50PA++++で理論上は16時間の効果となります。ただ、汗などで落ちることもあるのでその場合は塗り直しが必要です。エイジングケアも考えられており、深海微生物由来のヴェニュセアンヌ成分や、シアバター、ビタミンE、スクワランなどが配合されており、1日乾燥は気になりませんでした。PM2.5等の大気中物質に対してもプロテクション効果があるそうです。
日焼け止めは環境にも優しいものを選んでいますが、こちらはサンゴに悪影響がある「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」を使用していません。そこだけでも好感が持てます。
すごくいい日焼け止めだと思います。
冬でも日焼け止めを使うの!?
冬だからといって油断していると危険な場合もあります。
✅雪が積もっている場所
✅標高の高い場所
✅水がある場所(池や海など)
このような場所では、反射などにより、紫外線を受ける量が多くなります。
3月頃~10月頃以外でも、シチュエーションに応じて使った方が良いでしょう。
アンチエイジングには一年中
UV-Bに比べ、UV-Aは一年中と長い期間影響があります。
UV-Aは、皮膚の内部に影響を与え、しみやシワの原因を作ります。
UV-Bと違い、真皮まで達して、コラーゲンなどを破壊していきます。
痛みや炎症は少ないですが、徐々に肌のハリやつやを失くしていくため、老化の原因になります。
ピークは春~夏ですが、一年中、量の上がり下がりはUV-Bほどはなく、冬場にも降り注いでいます。
しかも、曇りの日も出ており、窓ガラスも通過するので、長時間浴びてしまいます。
そのため、シミ、たるみを作りたくなければ、一年中の対策が必要となります。
UV-Aには、PAが予防効果があります。
【PAとは?】
Protection grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)の略で、UVA(長波長紫外線)防止効果の程度を意味します。防止効果の程度は+、++、+++、++++の4種類で表し、+が多いほどその防止効果は高くなります。
引用:Kanebo
PAは、+から++++の4段階で効果が示されており、+が多い方が効果が高くなります。。
PA効果のあるファンデーションや乳液などで対策するのも良いでしょう。
また、肌が出ないように衣類やマフラーストール、手袋などで対策するのも良いでしょう。
絶対外せない時間帯は?
紫外線量がピークになる時間帯は、
10時~14時です。
夏の10時~14時には、1日のおよそ60%、冬の同じ時間帯では、1日の照射量の70~75%を占めます。
その時間帯にはより日焼け止め対策が必要と言えます。
しかし、太陽が出ている限り、紫外線の影響は受けますので、他の時間帯にも対策をするようにしましょう。
まとめ
✅日焼けを防ぐために、日焼け止めが必要と言えるのは、3月~10月ごろである。
✅それ以外の時期でも、シチュエーションに応じて例外がある。
✅南方に行くほど紫外線量が多いため、南方では長めの期間対策が必要。
✅UV-Aは一年中量が多いので、緩めで良いので毎日ケアをしておくと良い。
✅正午を挟む10時~14時はUV-A、UV-B共に照射量が強いため、特に注意。
紫外線とうまく付き合っていくためには、時期に合わせた日焼け止めの使用が大切です。
冬場も、すっぴんで外に出るなど無防備でいるのはやめて、緩くでも毎日ケアすることが肌にとっては重要だと言えます。
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