日焼け止めはいつからいつまで必要ですか?絶対外せない時間帯は?

2021年3月7日

 

暖かい日が増えてくると、

外に出ることも増えてきますよね。

 

その中で、

日焼け止めは、肌や健康を守るためには

必要不可欠なものです。

でも、

「一年中塗るのは面倒。」「最低いつからいつまで塗ったら焼けずにすむ?」

と気になる人も多いはずです。

 

結論から言うと、日焼けを防ぐためには

3月頃~10月頃は使うべきです。

しかし、例外もあります!

 

そしてもし、シミやたるみをきちんと防ぎたかったら1年中使った方がいいのです!

「え、真夏だけじゃダメなの?」

と感じる方もいると思います。

 

日焼けや炎症を防ぐだけなら

真夏だけでも大丈夫です。

しかし、紫外線には

A(UV-A)B(UV-B)があり、

肌に与える影響がそれぞれ違うのです。

 

紫外線A波(UV-A)、B波(UV-B)とは何なのか?

いつからいつまで日焼け止めが必要か?

そして、絶対外せない時間帯についてこれから解説していきます。

 

日焼け止めはいつからいつまで必要か?

日焼け止めを塗っている女性日焼けを防ぐためには、

3月頃~10月頃使用が必要です。

 

なぜかと言うと、紫外線B(UV-B)の影響を強く受ける時期だからです。

紫外線B(UV-B)は、主に肌の表面にダメージを与えるもので、やけどのような炎症を起こしたり、皮膚がんの原因を作ったります。

炎症が引いた後に、シミになったりもします。

ヒリヒリと痛がゆくなったり、肌を赤くしたり黒くしたりするのはこのUV-Bの影響です。

UV-Bは、3月頃からだんだんと量が増えはじめ、

ピークは78月頃になります。

5月、6月も強い値になるので、日焼け対策は必要です。

4月、9月はピークよりは弱いものの、中程度の量になってきています。

310月はだんだん減ってきていますが、まだUV-Bの影響が強い日もあるので、用心しておく方が良いでしょう。

特に、春先の、気温は高くないが紫外線は強い日は注意が必要です。

地域によっては紫外線量の差もあります。

沖縄など南方では、平均的なつくばでの観測に比べて、年間を通して多めになっています。

そのため、南方では、長めの期間の対策をおすすめします。

紫外線B波を防ぐには「SPF」が効果があります。

【SPFとは?】

Sun Potection Factor(サンプロテクションファクター)の略で、紫外線によって起こる急性の炎症(サンバーン)の防止効果の程度を表しています。サンバーンは主にUVB(中波長紫外線)によって起こることから、UVBの防止効果を表しているといえます。数字で表し、値が大きいほど、防止効果が高くなります。最高値は50です。明らかにSPF51を超える製品はSPF50+と表示されます。

引用:Kanebo

数値が高いほど予防効果が高くなります。

普段の軽い野外活動であればSPF30ほどあれば大丈夫です。

日中用の乳液やクリームなどの、SPF表記のあるものも有効です。

しかし、長時間戸外に出る場合にはSPFの数値の高いものを使用しましょう。

用途に応じて使い分けるのが肌を守るためにも良いでしょう。

【紫外線についての基礎知識】

太陽の光には下の図のように、目で見ることができる光(可視光線)の他に目で見ることができない赤外線や紫外線が含まれています。紫外線は地表に届く光の中で最も波長の短いもので、波長の違いによって「UVA」=紫外線A波、「UVB」=紫外線B波、「UVC」=紫外線C波、の3種類に分類されます。「UVC」はオゾン層によって吸収されて、地上には到達しません。

引用:日本化粧品工業連合会

 

【プレミ様のレビュー:素肌感の出る日焼け止め】

普段からファンデーションを使わないのですが、こちらは軽くファンデーション変わりに使うと素肌感があり透明感が出ます。敏感肌ですけど、問題なく使えました。
SPF50PA++++で理論上は16時間の効果となります。ただ、汗などで落ちることもあるのでその場合は塗り直しが必要です。エイジングケアも考えられており、深海微生物由来のヴェニュセアンヌ成分や、シアバター、ビタミンE、スクワランなどが配合されており、1日乾燥は気になりませんでした。PM2.5等の大気中物質に対してもプロテクション効果があるそうです。
日焼け止めは環境にも優しいものを選んでいますが、こちらはサンゴに悪影響がある「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」を使用していません。そこだけでも好感が持てます。
すごくいい日焼け止めだと思います。

冬でも日焼け止めを使うの!?

標高の高い山に雪が積もっている風景冬だからといって油断していると危険な場合もあります。

✅雪が積もっている場所

✅標高の高い場所

✅水がある場所(池や海など)

このような場所では、反射などにより、紫外線を受ける量が多くなります。

3月頃~10月頃以外でも、シチュエーションに応じて使った方が良いでしょう。

アンチエイジングには一年中

日焼け止めクリームとサングラスと帽子UV-Bに比べ、UV-Aは一年中と長い期間影響があります。

UV-Aは、皮膚の内部に影響を与え、しみやシワの原因を作ります。

UV-Bと違い、真皮まで達して、コラーゲンなどを破壊していきます。

痛みや炎症は少ないですが、徐々に肌のハリやつやを失くしていくため、老化の原因になります。

ピークは春~夏ですが、一年中、量の上がり下がりはUV-Bほどはなく、冬場にも降り注いでいます。

しかも、曇りの日も出ており、窓ガラスも通過するので、長時間浴びてしまいます。

そのため、シミ、たるみを作りたくなければ、一年中の対策が必要となります。

UV-Aには、PAが予防効果があります。

【PAとは?】

Protection grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)の略で、UVA(長波長紫外線)防止効果の程度を意味します。防止効果の程度は+、++、+++、++++の4種類で表し、+が多いほどその防止効果は高くなります。

引用:Kanebo

PAは、+から++++の4段階で効果が示されており、+が多い方が効果が高くなります。。

PA効果のあるファンデーションや乳液などで対策するのも良いでしょう。

また、肌が出ないように衣類やマフラーストール、手袋などで対策するのも良いでしょう。

絶対外せない時間帯は?

カンカン照りの強い日差しの風景紫外線量がピークになる時間帯は、

10時~14です。

夏の10時~14時には、1日のおよそ60%、冬の同じ時間帯では、1日の照射量の7075%を占めます。

その時間帯にはより日焼け止め対策が必要と言えます。

しかし、太陽が出ている限り、紫外線の影響は受けますので、他の時間帯にも対策をするようにしましょう。

 

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まとめ

✅日焼けを防ぐために、日焼け止めが必要と言えるのは、3月~10月ごろである。

✅それ以外の時期でも、シチュエーションに応じて例外がある。

✅南方に行くほど紫外線量が多いため、南方では長めの期間対策が必要。

UV-Aは一年中量が多いので、緩めで良いので毎日ケアをしておくと良い。

✅正午を挟む10時~14時はUV-AUV-B共に照射量が強いため、特に注意。

紫外線とうまく付き合っていくためには、時期に合わせた日焼け止めの使用が大切です。

冬場も、すっぴんで外に出るなど無防備でいるのはやめて、緩くでも毎日ケアすることが肌にとっては重要だと言えます。