むろと廃校水族館はどんな賞をもらってる?2021年までの受賞。
高知県室戸市にある、むろと廃校水族館。
廃校を利用したユニークな水族館です。
誰もが懐かしく感じる校舎やプールの中に、魚たちが泳いでいます。
なんともノスタルジーで不思議な空間。
魚の数は約50種類、1000匹も!
ウミガメ研究のスペシャリストが運営しているため、ウミガメもたくさんいます。
2018年に出来た水族館ですが、今までに3回、受賞しているんです。
どんな賞をもらったのか?
今回は賞についてまとめました。
龍馬賞
2018年に受賞。
社会、文化、スポーツなどの分野で業績を上げた高知県内の個人や団体に与えられる賞です。
むろと廃校水族館が受賞したのは、「第33回龍馬賞」。
2020年には、高知県出身で、現役を引退したプロ野球阪神の藤川球児さんも受賞した賞です。
筆者が個人的に好きな、ごっくん馬路村の馬路村・馬路村農業協同組合も2001年に受賞しています。
ちなみに、むろとに遊びに行く際には、比較的近くにある馬路村もおすすめですよ。
「龍馬賞とは
龍馬賞は桂浜の龍馬銅像建立の立役者、故 入交好保氏が龍馬に続く人材の輩出を願い、1985年に設立されました。入交氏は、若くして偉業を成した龍馬に感動し、若者の無限の可能性と力を信じ、生涯その育成に力を尽くしました。その遺志を福島清三が託され、平成8年より代表を務めています。
賞は社会、文化、教育、スポーツなど様々な分野で業績をあげた個人及び団体に贈られます。高知報道11社会が選考し、受賞者には賞状と副賞が贈呈されます。
授賞式は、龍馬生誕で命日の11月15日に開催されます。」
引用 © 2018 龍馬賞基金事務局 created with Wix.com://ryomashou.wixsite.com/index
高知県産業振興計画賞
平成30年度に受賞。
高知県地場産業大賞の中の1つです。
・高知県地場産業大賞
・高知県産業振興計画賞 (←こちらを受賞)
・高知県地場産業賞
・高知県地場産業奨励賞
・高知県次世代賞(高校生)
の5つがあります。
高知県内で作り出された優れた地場産品や地場産業に貢献のあった活動をたたえる賞です。
昭和61年から毎年実施されている、高知県内では最も歴史のある賞です。
受賞すると、新聞やメディアにも大きく取り上げられます。
地場産業大賞シンボルマークの活用もでき、県を代表する製品や活動だと認められるのです。
高知県を訪れる際には、
このシンボルマークに注目
してみるのも良いでしょう。
ふるさとづくり大賞
令和2年に受賞。
ふるさとづくり大賞は、総務省から贈られる賞です。
全国からの推薦を受け、最終的には総務大臣が受賞者を決定します。
全国各地から選ばれる賞で、
「ふるさと」をより良くしよう!と頑張る個人や団体が表彰されます。
昭和58年からある歴史ある賞です。
全国各地のこの賞を受けた団体や人を知ると、その土地その土地の良さを感じるとことが出来ます。
知らなかったふるさとの魅力を気づかせてくれる賞ですね。
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まとめ
むろと廃校水族館は、2018年に誕生したばかりのまだ新しい施設です。
しかし、すでに3つも賞を獲得しています。
ユニークさや奇抜さもありますが、
地域をより良くしよう!
という活動から、
受賞に至ったのだと思います。
室戸市の方々や漁師さんとの連携なくしてはこれらの賞はとれていなかったのではないでしょうか。
廃校の再生に成功。
地元の良さを伝えるような運営方法。
ユニークな演出。
これらが相まって賞を獲得したのだと思います。
まだまだこれからも素晴らしい魅力を伝え続けてほしい水族館です。
参考: 龍馬賞基金事務局
公益財団法人高知県産業振興センター
総務省
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