更年期による頭痛の対処法は？2パターンある頭痛を知って対策しよう
「最近頭痛がある。イライラやめまいもひどい」
と、思っているあなた。
もしかしたら
更年期による頭痛かもしれません。
いまや更年期は40代以降の女性だけでなく、
30代後半から症状が出たり、
男性も悩んだりすることがふえています。
更年期の頭痛でおおいのは、
じつは、それぞれ対処法がちがいます。
かんたんにいうと、
片頭痛は「冷やす」緊張型頭痛は「温める」
真逆ですね。
この記事では
2つの頭痛の特徴と対処法、
頭痛を防ぐ方法をおつたえします。
片頭痛か緊張型頭痛かは
ふだんの生活をふりかえりながら
考えてみましょう。
この記事をよんだあとは、
自分の頭痛をわかったうえで
対処できるようになります。
また、頭痛にならないための
過ごし方がわかるので
快適な毎日を過ごしやすくなりますよ。
さっそくみていきましょう。
更年期の頭痛を知って対処法をそれぞれ理解しよう
更年期の頭痛でおこりやすいのは
「片頭痛」と「緊張型頭痛」です。
それぞれわけて、特徴と対処法をご紹介しますね。
まずは「片頭痛」から。
片頭痛の対処法
片頭痛は
頭がズキズキするような痛みが特徴です。
ほかにも吐き気がしたり、
音や光に敏感になったりすることも。
対処法は
静かなところで休み、
痛い部分を冷やす必要があります。
なぜかというと、
更年期の片頭痛は
女性ホルモンの分泌が減るからです。
それにともなって
血管の拡張や収縮をつかさどる別のホルモンも
一緒に不足しやすくなります。
血管が拡張した状態がつづくと、
あたまがズキズキと痛んで片頭痛が発生。
痛い部分を冷やすことで、
血管の拡張をおさえやすくなります。
よく片頭痛になりますが、
保冷剤で頭を冷すと気持ちいいです。
すぐ痛みがひかないこともあるので
保冷剤の替えは、何個か用意しておくと安心ですよ。
ズキズキと脈打つような痛みがあるときは、
片頭痛かもしれないので、
痛む部分を冷やすことをおすすめします。
あまりにひどいときは、
無理せず専門の医療機関や病院を受診してください。
緊張型頭痛の対処法
緊張型頭痛は
しめつけられるような痛みが特徴。
吐き気はおこりませんが、
肩こりや眼精疲労を感じることも。
対処法は
蒸しタオルを頭のうしろや肩、首におくと
痛みが和らぎやすくなります。
なぜかというと、
更年期の緊張型頭痛は
筋肉ががんばりすぎているから。
長時間のPC作業などで、
同じ姿勢のままだと
頭や肩、首の筋肉が緊張しやすいです。
筋肉はがんばりつづけると、
血液のめぐりが悪くなって
疲れがたまります。
血液のめぐりをよくするには
患部を温めましょう。
個人的にはお風呂につかるのもおすすめです。
シャワーだけだと
体の芯まで温まりにくいですからね。
しめつけられるような頭痛があるときは
緊張型頭痛かもしれません。
痛みのあるところを温めてみてはいかがでしょうか。
更年期における頭痛の対処をやめるためには
いつも頭痛がおきてから
対処するのは疲れますよね。
毎日のケアで、
少しでも更年期の頭痛を予防しましょう。
ぜひ「ストレス解消」を心がけてみてください。
ストレスをやわらげると、
自律神経のバランスが整いやすくなるからです。
内臓の働きや代謝、体温などを
コントロールするはたらきのこと。
自律神経のバランスが整うと、
血液のめぐりが安定しやすくなります。
血管が拡張しつづけないようにするため、
更年期の片頭痛を予防できますね。
また、血液のめぐりがよくなれば
緊張型頭痛をふせげます。
おすすめのストレス解消法は「適度な運動」
ウォーキングやヨガのような
無理しない運動がつづけやすいですよ。
昔、ヨガに通っていたとき、
月1回行く予定が、たのしくて週2ペースに。
わたしの場合、肩こりが解消されて驚きました。
少し運動するだけで、毎日の充実感が違いますよ。
自分にあったストレス解消で、
頭痛しらずへと近づきましょう。
まとめ
更年期の頭痛の対処法を
おさらいしますね。
更年期の頭痛でおおいのは、
「片頭痛」と「緊張型頭痛」の2つ。
片頭痛の特徴はズキズキとした痛み。
吐き気を伴うことも。
対処法は
痛いと思った部分を冷やしましょう。
緊張型頭痛の特徴はしめつけられるような痛み。
肩こりや眼精疲労があることも。
対処法は片頭痛と反対で、
痛いと思った部分を温めます。
日頃のケアはストレス解消を意識。
とくにおすすめは
無理しない程度のウォーキングやヨガ。
更年期の頭痛とうまく付き合って
快適な毎日を過ごしましょう！