ブロック割とはどのようなもの?県民割とブロック割の違いは?
ゴールデンウィークも
あっという間に過ぎましたが、
5月9日から
県民割・ブロック割が
再開されます。
ブロック割の対象期間は、
4月1日~5月31日ですが、
ゴールデンウィーク期間中は
適用除外となっていました。
ブロック割とは、
県民割の対象範囲が
拡大されたものです。
全国を6つの地域ブロックに分けて、同一ブロック内では、他の都道府県での旅行であっても県民割の適用を受けることができます。
県民割・ブロック割とはどのようなもの?
県民割・ブロック割は、
GoToトラベルが再開するまでの代替として、
新型コロナウィルスの感染状況が
落ち着いている都道府県を
対象に国が支援を行う
「地域観光事業支援」です。
ブロック割は、県民割の支援対象範囲が拡大されたもので
全国を6つのブロックに分けて、同一ブロック内では、
他の県民であっても県民割の適用を受けることができます。
ただし、対象となる都道府県の間での同意が前提となっている
ため、同一ブロック内であっても、割引の対象とならない自治体
もあります。
①ブロック割の対象
対象となるのは、ブロック内の都道府県からの旅行者による県内旅行です。
ただし、全ての自治体が対応している訳ではありません。
現時点では、東京都と大阪府は実施未定となっています。
全国の6つのブロックは次のように分かれています。
【北海道・東北】・・・北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
【関東】・・・茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨
【北陸信越・中部】・・・新潟、富山、石川、長野、福井、岐阜、静岡、愛知、三重
【近畿】・・・滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
【中国・四国】・・・鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知
【九州・沖縄】・・・福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
②適用条件
ブロック割の条件として、ワクチン接種歴3回、またはPCR検査などの検査結果が陰性であることが必要です。
ただし、県民割(同一県内)は、ほとんどの場合(知事判断による)、ワクチン接種歴2回、または検査結果が陰性であれば適用可能です。
尚、12歳未満は、監護者同伴を条件に検査不要です。
③割引内容
観光庁によれば、割引や補助額の基本は次のようになります。
ただし、実際の支援策は都道府県で決定しますので、各都道府県で割引率やクーポン補助額などは異なる場合があります。
<旅行代金の割引>
1人1泊、日帰りの場合は1人1旅行あたり、
最大5,000円(商品代金の50%を上限)となります。
<地域限定クーポン等>
地域限定で使用可能なクーポン券などを
発行する場合は、1人1泊、日帰りの場合は
1人1旅行あたり2,000円相当を
上限に支援します。
④ブロック割の使い方
ブロック割を使うには、対象となるプランの予約が必要です。
方法としては、旅行予約サイトでの予約、旅行業者の窓口での予約、または、ホテルや旅館などの宿泊施設へ直接予約することも可能です。
県民割とブロック割の違いは?
ブロック割は、県民割を地域ブロックへ
拡大したものですが、
従来の県民割とブロック割とでは、
使う上での違いがあります。
ブロック割は、前提条件として、対象となる都道府県の間での
同意が必要なため、同じブロック内であっても、都道府県の間で
同意に至っていない場合は、他の都道府県の在住者は、割引を
受けることはできません。
もうひとつ適用条件で違う点があります。
同一県内での県民割は、ほとんどの場合、ワクチン接種歴が2回あれば割引の適用を受けられますが、ブロック割の場合は、3回のワクチン接種歴が必要となります。
(もしくは、検査結果が陰性であることの証明が必要です)
まとめ
ブロック割とは、全国を6つのブロックに分けて、県民割の支援対象範囲を各ブロック内に拡大したものです。
同一のブロック内では、都道府県の間で同意に至っていれば、他の都道府県の在住者でも県民割と同等の割引を受けることができます。
ブロック割は、ゴールデンウィーク明けの5月9日から再開され、5月31日まで実施の予定です。
条件としては、ワクチン接種歴3回、または、検査結果が陰性であることが必要です。ただし、12歳未満は監護者同伴を条件に検査不要です。
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