新電力の電気の値上げリスクを減らす!新電力選びで気を付ける点は?

 

電気代のイメージウクライナ危機による世界的な燃料不足によって、燃料価格が上昇し、電気料金が高騰しています。

新電力は、「規制料金」では無く「自由料金」を採用しているため、料金プランによっては、

燃料費の変動がダイレクトに電気料金に反映されて、急上昇する場合があります。

 

では、新電力での電気料金の

値上げリスクを減らすためには、

どうすればよいのでしょうか?

 

それは、

市場連動型プラン以外を

選ぶことです。

 

市場連動型プランは、電力の市場取引価格に連動して単価が変動するため、電気料金が急上昇するリスクが高くなります。

 

そして、市場連動型以外のプランで燃料費調整額に上限を設定していて、かつ、電力単価の安い電力会社のプランを選ぶことです。

 

この記事では、

値上げリスクを減らすには

どうすればよいのか、

新電力の選び方のポイントについて、

わかりやすく説明します。

 

電気料金の仕組み

電気とCOSTのイメージ

(1)一般的な電気料金プランの場合

一般的な電気料金は、基本料金と使用した電力量によって電気料金が変わります。

基本的には、電気の単価は固定されていますが、変動要素として、燃料費の変動を電気代に反映するための「燃料費調整額」が設けられていて、「燃料費調整額」の単価は燃料費に応じて毎月変動します。

すなわち、

燃料費調整額によって

電気の単価が毎月変わります。

大手電力会社の「規制料金」では、燃料費調整額の値上げ上限が設定されていますが、新電力の「自由料金」で上限が設定されている料金プランは少ないです。

 

(2)市場連動型プランの場合

市場連動型の電気料金は、電気料金の単価が市場価格と連動して変動します。

日本卸電力取引所(JEPX)の電気の需要と供給の状況によって、30分ごとに電力単価が変動します。

市場連動型プランのメリットは、電力を使う時間帯によっては、一般的な電気料金よりも単価が安くなる点にあります。

例えば、深夜から早朝にかけては電気代が安くなり、日中は、電気代が高くなります。

ただし、市場価格の影響をダイレクトに受けるため、電力単価の予測は困難で、高額な請求が来る場合があります。

 

新電力の電気料金高騰は何故起きる?

火力発電所2020年の年末から2021年1月にかけて、新電力の電気料金が急激に上昇したことがあります。

 

この時、電気料金が急上昇したのは、市場連動型プランを契約していた消費者です。

 

市場連動型プランの電力価格は常に変動していて、単価が固定されていないため、需要の集中する状況下になると、電力価格が急激に上昇するリスクがあります。

 

実際、2020年の年末から2021年1月にかけて、大寒波の到来や新型コロナによる外出自粛などでの電力消費量の増大、さらに、液化天然ガスの不足や火力発電所の停止が増えていたことなどもあって、電力価格が急上昇しました。

 

尚、ライフスタイルにもよりますが、市場連動型プランは、電気料金が急上昇するリスクがあるため、できるだけ避けておいた方が良いでしょう。

 

新電力選びで気を付けるポイントは?

電気代が安くなるか計算のイメージ新電力を選ぶ際に気を付けるポイントは、以下になります。

 

①市場連動型プラン以外の料金プランを選ぶ。

②燃料費調整額に上限設定があって、かつ、電力単価の安い料金プランを選ぶ。

 

ただし、新電力の場合、燃料費調整額に上限を設定していないことが多く、仮に上限があったとしても、独自の判断で上限を撤廃できますので、上限撤廃の動きに注意する必要があります。

 

参考までに、燃料費調整額に上限を設定している新電力には、ドコモでんき、などがあります。

 

なお、大手電力会社の自由料金プランにおいても、燃料費調整額の上限を撤廃する動きがあります。

 

2022年8月29日、北海道電力は、自由料金プランの顧客を対象に、12月から上限を撤廃すると発表しています。

 

自由料金プランは、電力会社の判断で値上げの上限を撤廃できるため、電力会社に関わらず、今後の情報に注意しておきましょう。

 

③契約途中でも違約金なしで料金プランの変更や解約が可能な新電力を選ぶ。

新電力の料金プランの中には、契約期間内に解約すると違約金が発生するものもあります。解約時に違約金が必要となるプランは、いざという時に足枷になりますので、できるだけ避けておいた方が無難です。

 

 

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まとめ

新電力会社の選択新電力での電気料金の値上げリスクを減らすためには、市場連動型プラン以外の料金プランを選ぶこと。

そして、燃料費調整額に上限を設定していて、かつ、電力単価の安い料金プランを選ぶことがベターです。

ただし、このところ、燃料費の高騰により市場取引価格が上昇しているため、上限を撤廃する動きが目立つようになっており、上限を設定している新電力は少なくなってきています。

新電力を選ぶ際には、事前に、シミュレーションをして、あなたのライフスタイルに合った料金プランなのか、慎重に、判断するようにしましょう!