梅雨に強い花達を知ろう!ガーデニングで欠かせないお手入れの仕方!
長雨でジメジメした日が続き、
気持ちも沈みがちに
なってしまう季節、”梅雨”。
そんな梅雨に強い、
この季節の代表的な花と言えば
”アジサイ”ですよね。
他にも、これからの季節がまさに
植え付け時期で、梅雨に咲く、
きれいな花たちがたくさんあるのを
ご存知でしょうか?
湿気でジメジメした梅雨も、
そんなきれいな花たちを見て
心癒されたいものです。
梅雨の雨に強い花達のガーデニング
梅雨はとにかく雨が多く、出かけるのも億劫になってしまいますよね。
何か気分転換をしたいけれど、できれば外に出るのは避けたい・・そんな方におすすめなのが、ガーデニングです!
でも、雨が多いし、花なんて育つの?
せっかく咲いても枯れてしまうんじゃ・・
と、思われるかもしれませんが、実は梅雨に強いガーデニング向けの花はたくさんあるのです。
では具体的に、どんな花があるのか詳しくみていきましょう!
アジサイ
■植え付け時期・・・12月~翌4月
■開花時期・・・5月~7月
■花言葉・・・辛抱強い愛、移り気
【アジサイの植え付け手順】
1.青色にしたいなら酸性、赤色にしたいならアルカリ性の土を作ります
※どちらも赤玉土と腐葉土を使います
2.苗よりも二回り程度大きな鉢を用意する
3.鉢底に軽石や鉢底石を敷いて、先ほど作った土を2分の1程度入れる
4.プラスチックのポットから苗を取り出し、根をほぐします
5.苗を植え付け、周りに土を入れて安定させる
梅雨の風物詩と言っても良いアジサイ。
土の酸性度合いによって花色が変化するため、花言葉に”移り気”と付けられた、梅雨に強い花の代表格です。
育て方も簡単ですので、梅雨の時期はぜひ、花を咲かせて鑑賞してみてはいかがでしょう?
バラ
■植え付け時期・・・12月~翌6月
■開花時期・・・5月~6月
■花言葉・・・愛、美
【バラの植え付け手順】
1.バラ専用培養土を用意します
2.苗よりも一回り以上大きな鉢を用意します
3.鉢の底にある穴を鉢底ネットで覆い、鉢底石を敷き詰めます
4.鉢の2分の1程度バラ専用培養土を入れます
5.根の周りの土は落とさず、そのまま鉢の中心に植え付けます
6.鉢全体の8割程度になるところまで土を入れる
7.鉢植えから10日程度で有機質肥料を鉢の縁に置く
気品ある花弁と、上品な香りで多くの人に愛される花の女王、バラ。
その美しさからどうしてもか弱く、育てるのに手間がかかるイメージですが、意外にも丈夫で梅雨の時期見ごろを迎える花であります。
梅雨は、青や紫など寒色のイメージになりがちですが、あえて赤やピンク、黄色など暖色のバラを鑑賞するのも良いと思います。
ラベンダー
■植え付け時期・・・3月中旬~4月
■開花時期・・・4月下旬~7月
■花言葉・・・繊細、沈黙、清楚、幸せが来る
【ラベンダーの植え付け手順】
1.ハーブ用の培養土か、ラベンダー用の培養土を用意します
2.苗よりも一回り以上大きな鉢を用意します
3.鉢底にネットを敷き、鉢底石を入れます
4.苗を鉢の中心に置いて周りを土で埋めます
5.鉢全体の7割程度になるところまで土を入れ、苗を固定します
6.風通しのよい明るい場所で育てます
数年にわたって咲き続ける多年草のラベンダー。紫色の花もきれいですが、何よりも有名なのがその香り。
爽やかで華々しい、多くの人に好まれる良い香りですよね。
梅雨のジメジメした空気に混じって、庭からラベンダーの香りが漂ってくれば、鬱屈した気分も晴れやかになりますよね。
キキョウ
■植え付け時期・・・4月~5月
■開花時期・・・6月~9月
■花言葉・・・永遠の愛、誠実
【キキョウの植え付け手順】
1.プランターまたは鉢に鉢底石と土を入れます
2.緩効性肥料を土に混ぜます
3.根が育ちすぎている場合は軽くちぎり取ってから、土を崩さないように植えます
4.土を被せ、苗のまわりの土を押して固めに安定させます
秋の花とイメージされる方も多いキキョウ。実は開花は6月からで、湿気にも強いため、梅雨の時期にも十分楽しむことができます。
青紫や白などの色味で、清廉な花を咲かせるキキョウは、昔から日本では多くの人に愛される花です。
根の部分は漢方としても利用されています。
梅雨のガーデニングで必要なお手入れ
ここまで、梅雨に強い花を具体的にご紹介してきましたが、いくら梅雨に強く丈夫な花でも、何もお手入れしなければもちろん、傷んでしまいます。
最後に、梅雨の時期のガーデニングでおさえておきたいお手入れの方法をみていきましょう。
花の特性を知ること
まず、梅雨に強いと言っても、直接雨に濡れることや、過湿状態の土、風通しの悪い環境が苦手な植物もあります。
梅雨でも咲いてくれる花だからと言って、梅雨の環境すべてに適応しているわけではないことをおさえておきましょう!
種や苗を買う際は、クリアできそうな条件を満たすものを選ぶと良いでしょう。
土の状態を管理すること
梅雨のガーデニングで絶対に気を付けたいのが、土の状態。
他の季節に比べ、雨が多く湿気がこもりやすいので、水やりの頻度は考えてあげましょう。
湿度調整し、育てている花に適した土状態をキープしてあげると良いですね。
葉を適度にすくこと
最後に、湿気のこもりやすい梅雨こそ、適度に葉をすくことが重要なポイントです。
育ちすぎた葉はちぎってやり、風通しの良い環境を整えてあげましょう。
蒸れはどんな植物も多少なり傷みやすくなりますので、十分に注意しましょう。
まとめ
今回は、梅雨に強い花について詳しくご紹介しました。
これからの季節、種まきや植え付けをされる方も多いと思いますが、ぜひ梅雨に咲く強い花を探してみてはいかがでしょうか?
夏本番を迎える前に、雨に濡れる梅雨の花を静かに鑑賞するのも、風情があって良いものですよ。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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