アジの釣り方は堤防の足元ではなく”投げサビキ”で底のタナを狙う!
アジ釣りを始めて
近場の波止で楽しんでいます。
釣具店の情報で
「アジがよく釣れていますよ」
と聞けば早々に釣り場に向かいます。
釣り場では、家族連れやベテランの方、初心者の方などで大賑わいです。
豆アジではなく大物アジで刺身が食べたい。
人気のアジ釣りですが、シーズン以外では数やサイズにも釣果に差が出ますよね。
よく釣られているベテランの方達とは何がどのように違うのか観察したり、聞いたり・または調べたりして「数釣りや大物釣り」に挑戦しています。
皆さんも大物アジ釣りを目指して、こちらで学んでください。
アジの釣り方は堤防から投げサビキで底のタナを狙う
波止釣りでの「アジ釣り」ですが、チビッ子達や初心者の釣り人でも簡単に始められます。
最もポピュラーな釣り方では足元に落とす「サビキ釣り」でしょうね。
シーズン中ならサイズは小さいですが、一日中釣れ続ける時もあります。
出展:ダイワ
イラストのように足元に落とすサビキ釣りでは、滅多に大物は掛かりません。
ましてシーズン以外の時期では、坊主が殆どです。
では、どのような仕掛けで大物のアジを狙うか説明していきます。実際、自身の釣果も併せて紹介します。
投げサビキで底ぎりぎりのタナを狙う
2020.3.22の釣果です。手前のアジは「27㎝の大物」です。
3月の終盤。足元のサビキ釣りでは釣れていません。投げサビキで殆どの釣り人は遠投しています。
下のイラストは「投げサビキの仕掛け図」です。
ウキを付けての仕掛けで【下カゴ式】と【上カゴ式】が一般的な仕掛けです。
●場所:大阪府貝塚の貝塚人工島 下カゴ式の仕掛け
●日時:2020.3.20 午前5時50分~6時30分
●磯竿2号 5.3m 2000・3000番クラスのスピニングリール
●10号のウキ 錘は12号の鉄カゴ【Tポートで購入】
●仕掛け:6号のケイムラサビキ【Tポートのオリジナル】
●40~50mの沖に遠投します。
●タナは殆ど底です。
●釣り方:遠投して、ウキが立つと一度竿を振って撒き餌を出します。
数分して竿を振って撒き餌を出します。
合計3回位撒き餌を出して当たりを待ちます。アジがかかればウキが「ボコッ」と入ります。
★★★タナ取りのポイント:投げ終えてウキが立ちますが、波に揺れてウキが倒れたり、また、立ったりとの繰り返しでウキが立つ・寝る・立つ・寝るが良く釣れるそうです。ベテランの釣り人達が口を揃えて言ってます。
堤防からのアジの釣り方
初心者の方でも比較的簡単に釣れて楽しめるアジ釣り。
大方の釣り人は経験しているはずですよね。
調理の種類も豊富で美味しいターゲットですね。
でもシーズン以外になると釣果に差が出てくるのもアジ釣りです。
はじめにアジの特徴から解説します。
アジの種類と特徴
日本の各地の波止場などで釣れているアジとは総称です。
なんと種類は150種もあるそうです。
波止釣りで釣れるアジと呼ばれているのは
『マアジ(黄アジ・赤アジ)』と
『マルアジ(青アジ)』のことです。
出展:写真から探せる魚図鑑
【マアジ】スズキ目アジ科マアジ属 魚の断面が平たいのが「まあじ」で、 その形から「ひらあじ」とも呼ばれます。
日本各地に分布しているせいかホンアジ、キアジ、ヒラアジ、クロアジなど地方名も多い。アジは味なり、といわれるように、古くから味のいい魚のひとつに数えられ人気が高い。有名な大分県の佐賀関沖の速吸瀬戸で釣れる「関アジ」もマアジである。沖合い回遊型のアジは、黒アジとか鬼アジ、瀬つきのアジはヒラアジとか黄アジと呼ばれるが、キアジの方が脂の乗りが良くて美味しいため、高値で取引される。
引用元:写真から探せる魚図鑑
出展:写真から探せる魚図鑑
【マルアジ】ムロアジ属 魚の断面が丸いのが「まるあじ」です。
太平洋側は東京湾以南、日本海側は若狭湾以南に分布する。ムロアジの仲間で尾ビレがやや黄色みを帯びる。旬は夏から秋にかけてで、紀州では、疑似餌を使ったチョクリ釣りが盛んだ。幼魚は体色が青っぽいので青アジと呼ばれる。
引用元:写真から探せる魚図鑑
アジの背中側・腹側は保護色になっており、背中側が黒っぽいのは、鳥などから身を守る為です。
腹側が白っぽいのは、フィッシュイーターの襲撃を避けるための保護色です。
アジ釣りでは、5㎝前後の豆アジから20㎝前後の子アジがメインで釣れています。
シーズンになると家族連れのチビッ子でも豆アジの連掛けもよく見かけます。
また、型のいい子アジになると時期にもよりますが、初心者とベテランの釣り人では釣果の差が確実に出ます。
アジの習性
アジは、毎年春に外海で生まれた稚魚が餌を求めて湾内に入ってきます。
ある程度成長したら再び外海に戻っていきます。アジは群れで回遊していますので、この時期は、豆アジの連掛けなどもよく見かけます。
夜の常夜灯近くでアジングなどのTV番組で見かけますが夜行性ではありません。
アジが捕食しているエサは、プランクトン以外にアジ、サバ、イワシの稚魚などを食べています。共食いの習性もあるそうです。
アジがよく釣れるシーズン
5月~7月のアジの産卵シーズンが最もベストです。
真子や白子の入ったでっぷりアジが狙えます。
海水温度の上昇が早い地域では、5月頃から堤防付近の浅場にエサを求めて回遊してきます。
7月頃からは、豆アジの群れが回遊してきます。
この時期は、アジの警戒心も薄く、群れの数が圧倒的に大きいです。
チビッ子達でも何時間も釣れ続ける時(入れ食い)もあり、上層部まで群れが寄ってきます。
アジがよく釣れる時間帯
アジがよく釣れる時間帯は、一般的に言う「朝マズメ」と「夕マズメ」に群れをなして波止際に回遊してきます。
【朝マズメ】とは、朝日が出るタイミングから2時間程度【5時~7時位】
【夕マズメ】とは、日が暮れるタイミングから2時間程度【17時~19時位】
シーズン真っ只中の夏場では、アジの群れが湾内の奥の方まで入り込んできます。
こうなると湾内をぐるぐると回り、朝・夕マズメ以外の日中でも釣れ続けることも稀にあります。
【注意点】アジ釣りでは波止釣りのターゲットとしては、どちらかというと潮汐の種類や、上げ潮、下げ潮のタイミングに影響されにくい魚だと言えます。
アジがよく釣れるポイント
一年中通しての、アジ釣りのよく釣れるポイントは、潮の流れの緩やかな釣り場で入れ食いになりやすく、回遊性の高いアジを長くその釣り場に留めておくことができ、潮通しの良い湾内はまさにアジのサビキ釣りの最高のポイントになります。
数釣りや大物釣りを叶える・おススメの道具たちを紹介します。
◇磯竿の紹介
◇磯竿の紹介・・少し高いけど絡まないで操作性に優れている。
◇スピニングリールの紹介
◇遠投ウキの紹介
◇サビキかごの紹介
◇アジのサビキ仕掛けの紹介
まとめ
アジを釣り上げている人と釣れていない初心者の釣り人。
同じ波止場でよく見かけますよね。
何故でしょうね。
ベテランの釣り人を観察し釣れているコツなどを伺いました。
投げサビキのウキが倒れそうになる位タナを底ギリギリ狙う。
アジの種類から習性、釣れる時期、ポイント等。
釣れる仕掛け、釣り方などを紹介しました。
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