【しまい洗い】は自分でする。それとも店にだす?失敗しない方法とは

2021年3月17日

 

急に暖かい日が増えてきて

本格的に春が近づいてきましたね。

暖かい日が増えてくると

そろそろ厚手の冬物はしまおうかなと

衣替えをする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あなたは

『しまい洗い』という言葉を

聞いたことがありますか?

私はつい最近この言葉を知りましたが、

以前から衣替えで衣類をしまう前に

一度洗濯し直してから衣替えをしていたので、

知らず知らずのうちに

しまい洗いをしていました。

このしまい洗いも、

ただ洗い直せばいいというわけではなく、

しまい洗いだからこそ

クリーニング店に出した方がいいものがあります。

この記事では

・しまい洗いってなに?いつまでにしたらいいの?

・家でしまい洗いできるもの

・クリーニング店に出した方がよいもの

・家でしまい洗いをするときの注意点

・クリーニング店に出す際のクリーニング方法

についてお伝えしていきます。

衣替えの時期。冬物をたたんで収納する

しまい洗いとは?いつまでに洗えばいいの?

衣替え後の衣類の変色や虫食いを予防するために、

汗や皮脂汚れ、

食べこぼしや化粧品汚れなどの

1シーズン分の汚れをしっかり落としてから

収納することを『しまい洗い』といいます。

冬場は汗をかきづらいから

そのまましまっても大丈夫!

と思う方もいらっしゃると思います。

しかし、冬場は体温を維持しようと

夏よりも代謝が上がり、

日常の階段の上り下りなど

ちょっとした運動だけでも

汗をかきやすくなっています。

また、寒いからと厚着をして出かけたけれど、

冬でも汗をかく満員電車の乗客のイラスト電車やお店の中は暖房が効いていて意外と暑い!

なんてこともよくありますよね。

知らない間に汗や皮脂汚れが蓄積する冬こそ

大切な衣類を守るために

しまい洗いが大切になります。

ウールなどの以前は家で洗えなかったものも

最近ではおしゃれ着洗剤があったり、

洗濯機にもおしゃれ着コースや

手洗いコースなど、

デリケートな素材でも洗えるコースがあり、

家で洗濯できるものも増えてきました。

冬物衣料のしまい洗いは

衣類を食べる害虫が活発化し始める

ゴールデンウィークが終わるころまでに

行うのがベストと言われています。

家で洗っていいものは?

衣替えの時期。冬物を自宅で洗濯して収納するまずは衣類の洗濯表示を確認しましょう。

水洗い可能となっているものは

基本的に家で洗うことが可能です。

最近ではウールのセーターや、

ダウンジャケットまで洗えるものがあります。

しかし、

デリケートな素材であることには変わりないので

普通の洗剤ではなく、

おしゃれ着洗剤を使うことをおすすめします。

漂白剤は素材により

使用できるもの、できないものがあります。

変色や衣類を傷める原因になってしまうので、

よく確認してから使用するようにしましょう。

クリーニング店に出した方がいいものは?

衣替えの時期。クリーニングに出したカッターシャツ水洗い不可マークや、

ドライクリーニングマークの表示があれば

家で洗わずに、クリーニングに出しましょう。

最近では家で洗えるものも増えてきていますが、

一般的に

絹、レーヨン、麻、

ウールやカシミアなどの毛製品

皮革・毛皮製品

いくつかの素材が組み合わさっているもの

水による影響を受けやすい素材

などはクリーニングに出した方がよいとされています。

家でしまい洗いをするときの注意点

お風呂にお湯を張った画像

残り湯は使わない

普段の洗濯に残り湯を使用している方も

少なくないと思います。

しかし、残り湯にはどうしても

人の皮脂や垢が混ざってしまいます。

この皮脂や垢にはタンパク質が含まれており、

カビや臭いのもとになるので、

衣替えで長くしまうための

しまい洗いとして洗濯する場合には

残り湯の使用は避けましょう。

洗濯機の中に汚れが浮いている画像

カビ取りをしていない洗濯機にも注意

一見きれいに見える洗濯機も

洗濯槽の裏側には

大量のカビが生えていることも

珍しくありません。

そのまま洗濯をしてしまうと、

衣替え後にカビが発生してしまう

なんてこともあります。

だからといって、

このカビを100%取り切るのは

かなり難しいです。

できる限りの対策として、

しまい洗いをする前に

洗濯槽のカビ取りを行うようにしましょう。

すすぎには要注意

最近の洗剤にはすすぎ1回でも

洗濯できるものがありますが、

しまい洗いの場合、すすぎ残しがあると

黄ばみの原因になることがあります。

しっかり乾燥させてから収納しましょう

衣類が湿気や水分を含んでいると、

カビや黄ばみのもととなってしまいます。

洗濯やクリーニングの後にもさらに

影干しをするなどして、

十分に乾燥させてから収納しましょう。

襟、襟元、袖口、わきの下は入念に洗いましょう

しまい洗いでは、

衣類が直接肌に触れて汗や皮脂汚れが

特につきやすい

襟、襟元、袖口、わきの下の汚れを

重点的に洗うことが大切です。

他にも

ポケットの口、ズボンのひざの裏なども

気が付かない間に汗が蓄積しているので、

よく洗うようにしましょう。

特に汚れが気になる箇所には、

素材に適した漂白剤でつけ込み洗いや、

おしゃれ着洗剤でスポット洗いも効果的です。

クリーニングに出すときのクリーニング方法は?

ドライクリーニング

水洗いできないもので、

型崩れや衣類の縮み、

色落ちが心配な衣類に適したクリーニング方法です。

一般的にクリーニングというと、

このドライクリーニングのことを指します。

油汚れには強いですが、

汗などの水溶性の汚れには不向きです。

ウェットクリーニング

本来水洗いできないものに対して

水を使って洗浄していく方法です。

汗などの水溶性の汚れまで

しっかり落としたい場合には

ウェットクリーニングが向いています。

なので、

汗などをしっかりと落としたい

しまい洗いの場合には

ウェットクリーニングがおすすめです。

しかし、ドライクリーニングに比べると

少し費用がかかりやすいので、

どうしてもこの洋服だけは守りたい!

というお洋服をお願いすると費用も抑えられます。

また、ウェットクリーニングは

水洗い不可のものを水洗いするため、

高い技術力が必要とされます。

不安な方は、

そのお店が『ウェット処理認定店』かどうか

を確認してみてください。

認定店であれば安心してお任せできますね。

以上、しまい洗いについてお伝えしてきました。

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まとめ

最近では以前家では洗えなかった

ウールやダウンなども

洗えるようになってきましたが、

いざ洗濯するとなると

気が引けることもありますよね。

家で洗えるのはわかっているけど

型崩れが心配で洗いたくない

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう私もその一人です、、

以前お気に入りのセーターを

思いっきり縮ませてから

家で洗濯するのが怖くなりました。笑

そんな私のような不安がある方は

家で洗えるものでも

クリーニングに出すことをおすすめします。

最近では安く

クリーニングに出せるお店も多いですしね。

クリーニングに出したい衣類が多すぎて

持ち込むのが大変!という方も

宅配サービスがあるクリーニング店も

どんどん増えています。

せっかくのお気に入りのお洋服を

少しでも長くいい状態で着るために

しまい洗いをぜひ、実践してみてください。

生活の知恵

Posted by つーやん