日本各地で地震が頻繫に起きている!将来起こる地震を予測して準備!

2021年3月29日

 

仙台駅ロータリーの画像
私が住んでいる中心部主要駅

日本は地震大国と

言われるほど地震が多い国です。

世界中で起こる地震の20%は、

日本で発生しているそうです。

 

なぜ日本各地で地震が頻繁に起きるのでしょうか?

 

最近も東北地方で地震が頻発しています。

東日本大震災の余震と言われ、

その余震は今後十年続くであろうと予測されています。

 

あれだけ大きな地震が起きたのだから、

しばらくは同レベルの地震は

起きないだろうと思いたいのですが、

実際は東日本大震災以降も

熊本・宮城など日本各地で

大地震が起こっています。

 

なぜこんなにも地震が

頻繁に起こるのでしょうか?

地震の起こる理由と頻繁に起こる地震にどのように対処していけば良いのか、地震の多い国に住んでいるのですから、地震について知識を深めていきましょう。

 

何故?地震が各地で頻繁に起きているのか!?

地震で大きくひび割れた道路日本は地震の多い国ですが、世界には地震が全くというほど起こらない地域もあります。

地震の起こる地域と起こらない地域、その差は何なのでしょうか?

理由として、プレートと断層が関係しています。

プレートが集中している

地球の中はマントルという粘度のある個体で満たされていて対流が起こっています。マントルの上にはプレートという固い板が何枚もあり、マントルが対流するとプレートが動きます。

プレートは、地球内部で対流しているマントルの上に乗っています。そのため、プレートはごく わずかですが、少しずつ動いています。そして、プレートどうしがぶつかったり、すれ違ったり、 片方のプレートがもう一方のプレートの下に沈み込んだりしています。この、プレートどうしがぶ つかっている付近では強い力が働きます。この力により地震が発生するのです。

引用:気象庁

何枚にも分かれたプレートが動くことにより、プレートの境目で衝突が起こり、この衝突が原因で地震が引き起こされるのです。

日本の下にはこのプレートの境目になる部分が4つ重なっているので、地震が引き起こされやすいということになります。

活断層がある

日本には断層というプレートの運動や火山活動によって地層がずれた状態の部分が数多く存在し、今後も動く状態であると言われる活断層が2000以上もあるそうです。

その断層が動くことで地震が起こります。

地震の起きる原因が他の地域に比べて集中してあるのですから、頻繁に地震が起きるのも仕方がないのかもしれません。

断層やプレートの上に国ができたことを恨むしかないのでしょう。

日本各地で起きた地震について

今までどのくらい地震が起きてきたのか、平成以降の大きな地震を挙げていきましょう。

平成5年 釧路沖地震

平成6年 北海道東方沖地震

平成7年 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)

平成15年 十勝沖地震

平成16年 新潟県中越地震

平成20年 岩手・宮城内陸地震

平成23年 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)

平成28年 熊本地震

日本各地で大きな地震が起きているのが分かります。

平成だけでこの数になり、遡れば物凄い数になり、小さな地震も含めれば数えきれない数の地震になります。

大地震が起こると余震が長い間続きますし、群発地震などといって有感地震だけで数十回以上1日に起こることもあります。

日本のどこにいても地震に遭ってしまうということです。

今後も地震の発生予測がされている

平和な街並みこれだけ地震が起きていても、今後も地震の発生予測がされています。

その中でも有識者が警戒を強めているのが

・南海トラフ地震

・首都直下型地震

この2つになります。

南海トラフに限っては30年以内に7080%と言われています。

発生間隔が100200年間隔で起きていて、近年では1944年がこれに当たり、すでに70年を経過していることから、発生確率が高いと警戒をしています。

今後も大地震の可能性がある地域は日本にいくつもあります。

日頃から私達は地震に対する備えをする必要があるのです。

地震は地球が生きている証拠などという見方もありますが、日本だけ頻繁だとちょっと困りものですね。

頻繁に起きている地震に備える

非常持ち出し袋地震が頻繁に起こる日本に住む私達は、日頃から地震に対しての備えをすることが必要になります。

地震に対する備えをしようと思うと、何から始めるべきか悩んでしまうと思います。

一気に準備することは難しいので、最初に何をするべきかを確認しましょう。

家具の位置を確認する

地震が起きた時に家具などが倒れないように家具を固定したり、家具の位置を工夫しましょう。

食料品や飲料などを備蓄しておく

最近は日常使いの在庫を増やし、備える→食べる→買い足すローリングストック法も提唱されていますが、方法はどのようであれ、家族の人数に合わせた1週間分くらいの食料を確保しておくようにしてください。

この時、持ち出し袋に入れてとても便利ですが、持ち出し袋で準備しておかなくても、もし出す際に入れる袋やリュックを準備しておけば問題ありません。

家族の安否確認方法や集合場所を確認しておく

家族が揃っている時に地震が起こるとは限らないので、事前に話し合いをして集合場所であったり、安否の連絡を確認する方法を決めたりしてください。

あわせて読んで欲しい関連記事

 

まとめ

どうして日本は地震が多いのか、ご理解できたでしょうか?

地震が起きる理由を理解した上で、これから起こると予想される大地震に備える準備をすることで、もしもの時でも落ち着いて対応ができるはずです。