地震の前兆で『歯痛』が起きる!巨大地震の体験談と南海トラフの恐怖

2018年4月20日

日本は"地震の巣"と

言うくらい頻繁に起きています。

 

最近、歯科医に聞いた話ですが

“地震の前になると患者が増える"

とおっしゃってました。

 

金属の詰め物をしている患者さんが

電磁波過敏症』の症状で

歯痛が起きるそうです。

 

それからインターネットで

調べてみると沢山の記事がありました。

 

首都圏直下地震とともに、

いつ起こるかも分からないと

言われている南海トラフ巨大地震。

 

自然現象に人間は無力なことは、

3.11東日本大震災で

嫌というほどわかっていますが、

身構えておくだけでもだいぶ

違ってくるものです。

 

そこで、ここでは地震の前兆などで突然起きる「歯痛」と南海トラフ巨大地震についてまとめてみました。
 
阪神淡路大震災で人生観が変わった!!

 

地震の前兆で歯痛が起こるらしい!!

突然の歯痛。地震の前兆かな。地震の前兆として驚いたのは"Twitter"のツイートが何行も並んでいたのにビックリしました。

 

巨大地震に遭遇!人生観が変わった!

私は、大阪府の南部に住んでいます。

1995年の1月17日の早朝に突然激しい揺れに目を覚ましました。ドンと下から突き上げるような大きな揺れに娘たちの部屋からの泣き声に恐怖を覚えました。TVのスイッチを入れると一件の火事のニュース。

落ち着いてからは、出勤の用意をしてニュースを見てみるとドンドン被害の情報が拡大しています。その日は交通機関が使えないということで自宅待機して、会社からの情報を仕入れていました。

会社の被害情報は壁に小さなひびが入った程度。でも数台のパソコンがデスクから落ちていました。何人か出勤できない仲間がおりました。一人だけ震源地の東灘区在住の事務員が連絡が取れずに心配が募りました。

翌日、会社について営業の社員と三人で事務員さんの安否確認を兼ねて現地に向かいました。甲子園口までは行けましたが、そこからは徒歩で歩き続けました。片道11㎞の距離です。

阪神淡路大震災で倒壊した東急ハンズ三宮店東側

人生観が変わるほどの状況

被害の状況で一番多いのは、二階建ての家。そして5、6階建てのマンションなどでは殆ど一階がペシャンコに押し潰れている悲惨な状況です。救急車で運び出される怪我人、ブルーシートで覆われた担架で警察官が亡くなった人を運んでいる。そして、驚いたのは高速道路が倒れている状況。本当に人生観が変わりました。

 

そもそも南海トラフってどこあたり?

想定震度分布

引用元:http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/assumption.html

そもそも南海トラフとはどのあたりを差すのでしょうか?ズバリ、南海トラフとは、「四国の南の海底にある水深4,000m級の深い溝」のことです。

良かった!自分は四国に住んでいないから関係ないや!ではありません。

上記のマップのように四国沿岸部だけでなく、静岡県から宮崎県くらいまで震度7程度の巨大地震が起こる可能性があるのです。

また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の来襲が想定されているのです。

そう考えると、ほとんどの日本国民が無関係ではないことがよく分かりますね。

スロー・クエイクとは?

模型の家と地震の波形、地割れのイラスト

NHKスペシャル「MEGAQUAKEⅢ」にて登場したことで、一気にそのワードが広がった「スロー・クエイク」。スロー・クエイクとはいったい何なのでしょうか?

スロー・クエイクとは、東京大学の東京大学地震研究所 小原一成教授が発見した謎の振動。

通常の振動とは大きく異なる小刻みに揺れる振動で、人間の体感では分からないような微振動が、数日から数週間に渡って続くものを差します。

このスロー・クエイクは、プレートにたまった歪みを少しずつ解放させている現象と考えられ、地域によって発生の周期、日数にパターンがあることが分かってきているのです。

つまり、このスロー・クエイクの流れが分かれば、大地震の予知できるのではないかと期待されています。

動物などの異常現象が起きている!?

少し不気味なカラスの群れ

昔から大地震の予兆に動物の異常現象が見られるなんて言われていますよね。

実際、先日震度6弱の大地震が起きた鳥取県でも、日ごろは見かけない松江市沖でイルカ10頭の群れが出現したり、クロダイやハゼなど2万匹の魚が大量死したりしているのです。

まだ地震との直接的関係は不明ですが、前述したスロー・クエイクによって動物たちが何かを検知している可能性は否定できず、研究の進展が期待されています。

他にも

✅犬がよく吠えるようになる

✅ねずみがいなくなる

✅魚がよく飛び跳ねる

✅イワシが打ち上げられる

✅カラスやスズメなどの鳥が見あたららなくなる(カラスが急に多く泣き出す)

などが挙げらラれており、人間には持ち合わせていない察知能力があるのかもしれません。

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南海トラフ巨大地震での被害予想

地震で崩れ去った家

それでは、現在予測されている南海トラフ巨大地震の被害予想はどれくらいなのでしょうか?

朝日新聞の調査によると、死者数は津波被害が甚大になる静岡県で約100,000人強を筆頭に全体で400,000万人以上、建物の倒壊は300万戸を超えると予想されています。

巨大地震に伴い電気、ガスなどのライフラインも致命的な被害を受けることは明らかであり、東日本大震災並みの経済損失は免れないでしょう。

これらの被害を少しでも防ぐという意味でも基本的なことですが、日ごろから避難訓練を行う、万一に備えて備蓄食料などを蓄えるなどの準備は怠らないようにしましょう。日本国民全員が他人事ではありません。