最近の頻発している地震は南海トラフの前触れ?回数の多い理由は!?
近頃、各地で頻発している地震ですが、
大地震の前触れかなと不安です。
まだ、3.11.の余震と発表されています。
日本は地震が頻繁に起こる国ですが、
特に気になるのが南海トラフ。
1000年に1度の巨大地震といわれており、その規模は阪神淡路大震災や東日本大震災をも超える規模だと予想されています。
南海トラフとはどのような地震なのでしょうか?
南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界線を震源地とし、概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。
そのなかでもここ30年のうちに起きると予測されている地震は1000年に一度の巨大地震であるといわれています。
M8.M9ともいわれ、広範囲に被害が出ると予測されています。
このような地震が起きた場合、
私達はどのような対応をすればよいのでしょうか?
南海トラフ地震が巨大地震と言われる理由、
南海トラフ地震が巨大地震といわれる理由は?
阪神淡路大震災や東日本大震災でさえ、あれほどの被害を起こす規模の地震なのに、南海トラフ地震はそれを超える規模。
どのような理由で巨大地震の可能性が非常に高いといわれているのでしょうか?
南海トラフ地震とは、南海・東南海・東海地震の3連動地震であり、1944年に東南海地震、1946年には南海地震が発生しています。
東海・南海地震が起きてから70年ほどしか経っていないのであれば地震、しかも巨大地震は発生しないのではないかとおもわれますが、3連動である南海トラフ地震の中で東海地震が発生しておらず、前回の地震からすでに160年以上も地震が発生していないのです。
次に東海地震が起きた時は、3連動地震が起きる可能性が高く、巨大地震となる可能性も高くなるのです。
2つが既に発生済み、だから残り1つの地震であれば規模が小さいのではないか?と私は考えてしまうのですが、連動性型地震が定説のため、国難ともいえる巨大地震の発生が高いといわれるのです。
巨大地震が起きたらどうする?
まず、揺れの大きさは関係なく地震が起きた場合は、
私達はどのようなことをするべきなのか、簡単にお伝えします。
✅揺れたらまず「自分の身を守る」
屋内であれば机やテーブルの下に身を隠す、
テーブルなどがなければ窓や落下物のある所から離れる、
家具などは押さえるなどはしないでください。
✅揺れがおさまったら「火の始末」「避難経路の確認・確保」
揺れているうちには行動しないでください。
ガスは安全装置で止まりますし、
電気はブレーカーが落ちるので、
慌てる必要はありません。
火の元とはガスの元栓だけではなく、
電気器具のコンセント等も指します。
ドアなどが建物のゆがみなどで開かなくなることもあり得ますので、ドアや窓は極力開けるようにしましょう。
✅家族の安否確認
その場にいる家族、そして離れている家族に連絡を取れる状態であれば安否確認を取ります。連絡を取ることで自分が冷静になれます。
✅周辺の状況確認
周辺の確認をして二次災害(火災・倒壊等)がないか確認しましょう。
家が無事で周辺も被害がないようであれば、自宅の方が安全なので避難などをする必要はありませんが、その場に危険を感じるようであればすぐに最寄りの避難所へ避難しましょう。
地震が起きて冷静でいることは難しいかもしれませんが、落ち着いて状況判断して、行動に移ることが地震など自然災害時における鉄則です。
防災リュックなど常日頃の準備も大事になりますが、いざ地震に遭った際の行動が生死を左右するということを覚えておきましょう。
今からできる備えと対策をどうするべきか?
いつ起きるかわからない巨大地震に備えていったい私達は何をすべきなのか?
いつ起こるから分からない、ではなく、いつ起きても対応できる状態にしておくことが重要なのです。
✅防災グッズ(防災リュック)の準備
家族で1つではなく、各自1つの防災リュックを準備しましょう。
家族で必要なものは親、子供などは軽いものや自分に必要なものを持たせるようにしましょう。
子供の場合おもちゃなどを入れるから自分に必要なものを準備させられないと思いがちですが、避難所などに行った場合にお気に入りのおもちゃを1つ2つ持っていると精神的に落ち着きます。
たくさん持たせることはできませんが、1つや2つは入れておきましょう。
✅備蓄(ローリングストック法)
常日頃から備蓄をしておけば、いざという時に活用できます。
今はローリングストック法という多めに買ったものを使いながら保管して、いざという時に活用する方法などを推奨しているので、起き場所に工夫をして、準備をしておくようにしましょう。
✅避難場所の確認
避難場所へ行かないと思う、そう考えている方は結構多いです。
しかし、災害がどのような状態で起こるかは分かりません。
我が家は大丈夫であっても近隣の状況によっては避難が必要になります。
避難場所の確認と経路の確認は事前にしておきましょう。
それと共に重要なのが、だいたい収容人数です。
避難場所に収容可能人数の記載などはもちろんありませんが、避難場所を把握した時点でだいたいの人数を予想しておきましょう。
たくさんの人が避難所に来ては入れないとなった時に「どうして?」思うこともすくなくなりますし、次の手を打ちやすくなります。
備えとはもしも時に役に立つものです。
今は邪魔なものに感じたり、面倒に感じるかもしれません。
この準備が大切であり、後々有難く感じることでしょう。
まとめ
地震大国日本において、地震への備えは大事なことです。
南海トラフ地震の発生確率も高く、いつ巨大地震が起こるか分からない状態です。
もしもの時が明日やってくるかもしれません。
その時に落ち着いた行動ができるように今からでも良いので、自分に合った地震対策をするように準備しましょう。
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