串カツを食べるなら知っておくべき!二度漬け禁止ルールの理由とは?
大阪のB級グルメ『串カツ』は
大阪名物の称号を獲得しています。
連日の行列が物語っていますよね。
串カツの
ソースの「二度漬け禁止」を耳にして、
「どうしてこんなルールができたの?」
と理由を考えたことはありますか?
ソースの「二度漬け禁止」とは、
食べている串カツをトレイに
二度目はつけては
いけないというルールです。
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大阪の串カツ店の多くでは、
テーブルにソースを
入れたステンレス製の
トレイが置かれていて、
他のお客さんと
共有して使うスタイルです。
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他のお客さんが食べかけの串を
入れると衛生面で問題があります。
そこでできたルールが
というわけです。
この記事では、
大阪の串カツ店でソースが
「二度漬け禁止」となった理由
新しいルール「K2K」
について説明していきます。
串カツの「二度漬け禁止」が出来た理由とは?
串カツの発祥については所説ありますが、大正末期から昭和初期に大阪の通天閣がある新世界で、労働者のために提供されたというのが一般的な説です。
当時、新世界では多くの日雇い労働者が働いていましたが、賃金は高くありませんでした。
そんな忙しい労働者の
お腹を満たすための料理ですから、
✅「お腹いっぱい」
✅「早く食べられる」
✅「安い」
がとても重要だったのです。
串カツには、
お腹がふくれるよう
パン粉をまぶす材料に
「牛肉」や
「野菜」などが選ばれました。
早く食べられるようにするため、
串に差してソースを共有にした訳です。
ソースの共有は、
全員にソースを準備する
手間を省けますし、
材料の原価を抑えられて
安く提供することもできました。
でも、
共有して
タレを使うと
衛生面での問題が
発生します。
そこで作られたルールが
「二度漬け禁止」
だったのです。
こうやって歴史を振り返ると
「なるほど」
とうなずきたくなる話ですよね。
新しく出来た二度付け禁止ルールとは?
日本串カツ協会が提唱する
「K2Kルール」とは?
どんなルールなんでしょうね。
コロナ渦で、
日本串カツ協会が
提唱する「K2Kルール」とは、
K=Kushikatsu
2=2dozuke
K=Kinshi
の頭文字をとった略称になります。
ルールの中身は、
まずは、手洗いアルコール消毒除菌するべし
感染予防対策にて、除菌の徹底をします。
共有のソースに、串カツを漬けるのは最初の1度きり
絶対ルール、共有のソースには、一度漬けている食べかけの串カツ、汚れた取皿に置いた串カツは、漬ける事は禁止。
ソースを漬けてから取り皿に置くべし
揚がってきた串カツを置くトレイの上には、塩、調味料などを振りかけでは、ならない。
串カツに付きそれが、共有ソースを汚してしまうから。
お塩、調味料などは、取り皿の上で降るべし
揚がってきた串カツを置くトレイの上には、塩、調味料などを振りかけでは、ならない。串カツに付きそれが、共有ソースを汚してしまうから。
共有のソースをけっして汚してはいけない
店主のこだわりがこもった唯一無二の共有のソースには、1度漬けの串カツのみ漬ける事が許される。
感染予防対策にて、キャベツでソースを取り皿にすくう一度漬けも禁止とする。
なお1度目に漬けた串カツで取り皿にソースを溜める新たなルールを推奨する。
揚がってきた串カツは、温かいうちに食べるべし
一串入魂の串カツを、食材、職人への感謝とリスペクトを、そして最高の揚げたての串カツを召し上がって下さい。
食べ終わった串は、自分の串入れに入れるべし
周りへの配慮、マナーとして取り皿やトレイには、食べ終わった串は、置いてはいけない。
1本の串カツの完結は、串入れに入れて終了になる。
食べ方ルールを知らない人には優しく教えてあげるべし
店の楽しい空気感は、お客様同士が作り上げる物だと考えます。
串カツを食べる人全てが幸せの共有をしましょう。
コロナ感染を予防して、美味しく串カツを食べるために参考にしたいルールになっています。
仲間と"串パー"をどうぞ!!
まとめ
「二度漬け禁止」、
「K2K」ルールを守って、
串カツを美味しくいただきたいですね。
ルールの知らない人がいれば、
優しく教えてあげてください。
歴史を話してあげればあなたも立派な串カツ通です。
大阪を馬鹿にしないでねwww! (⌒∇⌒)
関西圏以外の方は、なんでだろう?
と思いますよね。
調味料入れを使えば解決じゃん!?
おおきにぃ~!! ほな、さいなら。
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