希少玉ねぎ『札幌黄』は煮込み料理にお薦め!直売所や通販情報も解説
希少種の玉ねぎ
食の世界遺産に認定された
幻の玉ねぎ『札幌黄』
北海道札幌市に移り住んで来た人の感想は
ご当地グルメが味わえるメリットが
大きいと喜びの声が大きいです。
札幌は「玉ねぎの名産地」として有名で
北海道では玉ねぎは札幌、
男爵いもは二世古(ニセコ)と
言われる位なのです。
札幌の丘珠(おかだま)空港の周辺は
ほとんど玉ねぎ畑で占められています。
ただせっかく
札幌に移住しても
玉ねぎの頂点に君臨する
「キング・オブ・玉ねぎ」を
食べた事がない人が多いのですが
今回は玉ねぎの頂点に君臨する
『札幌黄(さっぽろきい)』を
紹介していきます。
札幌の希少玉ねぎ"札幌黄"が頂点に君臨する理由
北海道に移住者が普通の札幌産の玉ねぎを食べて満足している姿を見て勿体ないな「あの玉ねぎの存在を知らないんだな」と思いながら眺めています。
あの玉ねぎとは北海道に長年住んでいながら玉ねぎの存在すら知らない希少種だから移住して来た人が知らないのも無理はありませんね。
その玉ねぎの名は『札幌黄』で余りにも希少種過ぎて札幌のスーパーには販売してなく、例えスーパーに陳列されているとしたらレアな事例になります。
販売しているとしたら、老舗のデパートor農家直送になります。
『札幌黄』は明治4年にアメリカのマサチューセッツ州の「イエロー・グローブ・ダンバース」という玉ねぎが持ち込まれで当時の「農学校(現北海道大学)で品種改良がされて第二次世界大戦前にはロシアとフィリピンなどの限られた地区に輸出されてました。
当時は札幌黄を東京に卸していたのですが、玉ねぎを見慣れていない東京ではほとんど売れずに昭和50年からは札幌黄農家が減少して今ではごくわずかな札幌黄農家が残った事で数が少なく「幻の玉ねぎ」と言われるようになりました。
何故、希少種と言われるのかと言いますと…
とにかく柔らかくて甘い
✅日持ちがしない
✅均等な大きさに育てるのが難しい
✅育てるのが本当に難しい
✅とにかく柔らかい
✅火通しすると砂糖などの調味料が
必要ない程の凄い糖度の甘さを感じる
の理由が大きく占めます。
そして皮と実が黄色に近い色をしています。
という事で札幌在住者でも入手困難な事から若い人たちは勿論で年配者も知らない、手に入れるルートが分からない人が多いのも希少種と呼ばれる由来なのです。
幻の玉ねぎ札幌黄の利用方法
もし札幌黄を手に入れたらやはり贅沢にじゃがバターのように銀ホイルに皮を剥いた札幌黄をバターと一緒に包み蒸します。
札幌黄で我が家のおすすめ料理
じゃがバターの要領でじゃがいもを玉ねぎに見立てて食べる玉ねぎバターの王道の食べ方があります。
札幌風→バター
札幌風→鮭&いくら
函館風→塩辛
函館風→松前漬け
興部(おこっぺ)風→チーズ
苫小牧風→虎杖浜のたらこor明太子
十勝風→豚丼のタレ
地域によっても食べ方が違います。
ステーキのお供に最適な「札幌黄炒め」はステーキより豪華な贅沢品となります。
札幌黄をふんだんに使用した「札幌黄とピーマンのおひたし」
「札幌黄とピーマンのおひたし」札幌黄とピーマンの湯通しして下に札幌黄を丸めて盛り、その上から札幌黄が見えないようにピーマンを敷き詰めます。
さらに札幌黄を煮込んだ「札幌黄ときのこのソース」はどんな洋食料理にも合います。
煮込み料理は定番です
その他は定番のカレー、スープカレー、シチュー、野菜スープ、肉じゃがなどに幅広く使用出来ます。
世のお母さん達でお子さんの玉ねぎ嫌いは札幌黄でその悩みが解消される位、甘くて、濃厚で美味しいので機会があれば食べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
移住してからといってご当地グルメなど全てを堪能出来る訳ではないのです。
札幌に長年住んでいても希少過ぎて知られてない可能性も高いですが、これもまた移住した者の特権と言えるのです。
移住してから探索をして新たな発見というのも一つの移住の楽しみ方なのでしょうね。
グローバルな食の世界遺産玉ねぎ
画像引用:札幌市東区民ホームページ
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