かき氷は世界のデザート!フランス語では料理の一部!

2019年6月3日

ソルベの画像そろそろ暑い時期が、さらに暑くなってきました。
暑いから、涼しい室内で過ごそうと考えている方々も多数いらっしゃるでしょうが、子供達はそんなわけにはいきません。

暑かろうが寒かろうが、季節というものを肌身に感じて、自然の中で、自然を体験しなければいけません!
そうしないと、学べないことも沢山あるからでしょうかね?暗黙のルールです。

さて、そんな中、たぎった体を冷やす、もしくは失った水分と糖分を補給するのに、かき氷はかかせない食べ物でしょう。
食べ過ぎたらお腹を壊してしまうことも、学ばなければいけない経験かもしれませんが!

日本では、氷菓子からおしゃれなデザートにまで昇華してしまっているかき氷という料理ですが、世界では、暑さ対策としての役割以外にも、大きな役割があるみたいです。

いや、世界は広いといったものですが、かき氷を料理の一部として昇華してしまうのは、おしゃれの国代表のフランスなのでしょうね。

かき氷は世界のデザート!フランス語では料理の一部!

おしゃれの国代表のフランスですが、かき氷を表現するものとしてフランス語で「ソルベ」と「グラニテ」という言葉があるようです。
知っていたら、かっこいい言葉ではないでしょうか?

「ソルベ」はよく聞くもので、英語で言えば「シャーベット」状のものを連想した方がいいでしょうか?
見た目は同じようですが、「ソルベ」は果汁やリキュール、シャンパンなどのお酒を加えて氷菓子が本来の意味らしいです。
英語表現である「シャーベット」は、果汁などだけではなく、牛乳や卵白、砂糖、ゼラチンなどを使用して作られたものを呼ぶものらしく、ざっくり言いますと、大人用?子供用?のイメージではないでしょうか?

「シャーベット」は意味通りですが、大人も子供もデザートとして甘味を楽しめ、あっさりとした味わいから、暑い夏には爽快感すら得られることでしょう。

「ソルベ」は大人っぽいイメージですが、意味の通りお酒に通ずるものが使われていることから、あまり子供向けではないようですね。
だからこそ、おしゃれの国代表のフランスならではの「ソルベ」の使い方があるようで、その使い方は料理の一部とすることらしいのです。

どんな時にフランスのかき氷は出されるのか

本来のかき氷を意味するのであれば、フランス語では「グラニテ」がしっくりくるのではないでしょうか?
言葉の意味としては「ざらざら、ごつごつした」という意味らしく、氷により近いものの呼称らしいです。

食感を大事にしているのでしょうか!
確かに、かき氷と言っても水分の塊です。人肌で溶けてしまうくらいですから、暑く火照った人間の口の中に放ってしまえば、水と変わりません。

それこそ、かき氷というように、しっかりと歯ごたえが残った状態でないと、飲み物との差があまりないでしょうね。

さて、「ソルベ」はどんなものなのか、、、
きめ細かな繊維のように、爽やかな状態にされた水の芸術作品は、フランス料理の一部として出されるようです。

フランスと言えば、フランス料理です、おしゃれです。
フランス料理と言えば、コース料理です、おしゃれです。

しかし、どんなにおいしい料理も人間の舌に味を提供し続ければ、舌が麻痺してしまい、料理本来の味わいを楽しめなくなってしまいます。

そんな時に登場するのが「ソルベ」という舌を新鮮な状態に戻す役割をする料理です。
そのあっさりとした食感は、口の中の油や濃い味を洗い流します。

単に水で流せはいいだけのはずなのに、その特性から、料理の一部べと昇華してしまう。
まさにフランス料理は、料理を楽しむ人のことを考えた、すべてを料理として完結させる努力を怠らない魅力がありますよね。

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まとめ

フランスでは、フランス料理かつ、コース料理の一部として出される「ソルベ」というかき氷ですが、”お口直し”という意味合いや”次の料理の為の準備”と思ってはいけないのかもしれません。

「ソルベ」自体の味が薄ければ、ただの水や水に変わる水分、または炭酸水等を使用すればお口の中はリフレッシュするのかもしれません。

しかし、食への楽しみ方を追求したフランスの料理家は、お口の中を整える、かつ、コースとして楽しんでもらおうと「ソルベ」を料理として提供しているわけですね。

たしかに、「ソルベ」の味が、本来のお酒を交え濃い料理となってしまえば、アルコールや糖分に邪魔をされて、その後のメインディッシュを楽しめなくなるのは必然かもしれません。

食にこだわるからこそ、フランスの人々は食べ物をより良い形へと進化させていったのかもしれません。かき氷もその一部だったわけですが!

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Posted by つーやん