仕送りなしで親孝行したい一人暮らしの大学生!様々な選択肢がある!?

2020年12月1日

学生が実家を出て一人暮らしをする場合、

もし仕送りなしで生活するとしたら…。

 

仕送りをしてもらって生活している

大学生には、なかなか想像も

つかないことでしょう。

 

しかし、実際には家庭の事情などで

仕送りなしで生活していかなければ

ならない学生も多くいます。

 

これから仕送りなしで一人暮らしをする予定の大学生にとっては、どんな学生生活が待ち受けているのか、気になるところですよね。

 

2019年の学生生活実態調査(※1)によると、仕送りなしで一人暮らしをしている下宿生の割合は、7.1%になります。

この記事では、仕送りなしで一人暮らしをするためには、どのような方法があるか考えていきましょう。

(※1)全国大学生活協同組合連合会 👉

大学生が一人暮らしかかる生活費は幾ら?

100円玉を積み上げている画像

生活費と仕送り

(※1)によると、仕送りの有無にかかわらず、一人暮らしの大学生が1か月に使う生活費の平均は、115,620円です。

一方、仕送りの平均額は、1か月72,810円となっており、生活に使う費用の6割以上を、仕送りに頼っていることになります。

もし仕送りがない場合、生活費をより少ない金額に抑え、さらに不足する費用を奨学金やアルバイトなどで補う必要があります。

学費

日本学生支援機構(※2)によれば、学費と学校に納入する経費の平均が、国公立大学で年間604,250円、私立大学では年間1,303,300円かかります。

(※2) 日本学生支援機構 👉

学費は親御さんに払ってもらい、生活費だけを仕送りなしで過ごす学生もいれば、学費もすべて自分で準備しなければならない学生もいるでしょう。

学費も自分で払わなければならない場合は、高額なため授業料の減免制度を利用するなどして費用を減らす必要があります。

いろんな奨学制度を紹介!!

子豚の可愛い貯金箱とノートでは、不足する費用をまかなうためにはどんな方法があるでしょうか?

✅アルバイト

アルバイトは、仕送りをもらっている学生でもほとんどの人がしています。

しかし、仕送りなしの学生は、なるべく時給のいいアルバイトを探して効率よく稼ぐ必要があるでしょう。

学生の高時給バイトとしては、イベントスタッフ、引っ越しスタッフ、コールセンター、家庭教師などがあります。

また、長期の休みを利用して働くリゾートのバイトなどは、生活費もほとんどかからず、集中して稼げる場合もあります。

ただ最近はコロナの影響もあり、アルバイトの募集自体が減っているようです。

奨学金

日本学生支援機構(※2)の調査では、仕送りの有無にかかわらず、約半数の学生が奨学金を受給しています。

国の高等教育の修学支援制度

令和241日から、国の高等教育の修学支援制度(※3)が始まりました。

(※3) 文部科学省 👉

この制度を利用すれば、全国の大学等で、入学金・授業料の免除または減額と、給付型の奨学金を受けることができます。

この支援制度の対象者になるには、世帯収入や資産の要件などを満たす必要があります。

自分が要件を満たしているか知りたい場合は、日本学生支援機構の進学資金シミュレータ(※4)に必要事項を入力して確認してみるといいでしょう。

また、支援対象者にあてはまるとしても、奨学金の額はそれぞれの世帯収入、進学先の学校の種類、自宅生か下宿生かなどによって変わってきます。

(※4)日本学生支援機構 👉

減免される金額の上限は、国公立大学(昼間制)に通う場合、入学金が約28万円、授業料が約54万円/年。

私立大学(昼間制)では、入学金が約26万円、授業料が約70万円/年となっています。

この修学支援制度を利用できれば、だいぶ学生の負担する金額が減りますね。

私立大学では、独自に設けている奨学金がある大学が多く、成績優秀者などを対象にした給付型も増えています。

志望校にどんな奨学金の制度があるか調べてみるとよいでしょう。

また、奨学金には給付型の他に、貸与型の奨学金もあります。

給付型は返済する必要がない奨学金ですが、貸与型だと卒業後に、返済していかなければなりません。

のちのち返済することも考えて受給金額を決めましょう。

新聞奨学生

新聞配達員の前かご新聞奨学生(※5)という制度を知っていますか?

新聞奨学生は、奨学会から学校に学費を立て替えてもらえます。

そのため、自分で学費を準備する必要がありません。

そして、学生が在学中に新聞配達をする給与から奨学金を返済していくため、卒業後に返済する必要もないのです。

無料で一人暮らし用の部屋を用意してもらえる上、給与から奨学金を払った残りの金額を毎月受け取れます。

新聞の休刊日以外は、毎日配達することになるので大変だとは思いますが、この制度を使って自立した生活を送っている学生もいます。

新聞奨学生は、仕送りなしでも、学生が一人暮らしできる方法のひとつといえるでしょう。

(※5) 新聞奨学生徒ガイド 👉

節約生活するには寮に入る

仕送りなしで生活するには、家賃の安いアパートを探して住居費をおさえたいものです。

国公立大学の寮だと、1か月5,000円以下といったかなり安い金額で住めるところもあります。

さらに、自炊をし、お弁当を作ったり、まかない付きのアルバイトをしたりして、できるだけ食費をおさえていくことも必要です。

ほかにも、自転車で移動して交通費を節約したり、スマホを格安SIMに変えて料金プランを見直したり、電気・水道などの無駄づかいをなくしたり、買い物する時はなるべく安い商品を探すなど。

ひとつひとつは小さな金額でも、積み重ねれば大きな節約になりますよ。

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まとめ

何種類もの観葉植物。人間の個性みたいなイメージの画像仕送りなしで学生が一人暮らしをするためには、バイトと奨学金は必須ですね。

しかし、アルバイトばかりで学生の本分である学業に支障が出るようでは困ります。

仕送りなしで生活をする学生は本当に大変とは思いますが、学ぶ意欲を持ち続けて、貴重な学生生活での経験を将来に役立てて欲しいものです。

一人暮らし

Posted by つーやん