たくあんは冷凍保存できて便利!おいしく冷解凍するコツとレシピを紹介
たくあんって冷凍保存できるの？
冷凍してもおいしく食べられるの？
この記事では
このような疑問を
解決します。
漬物の代表、たくあん。
もともと保存食として作られていますが、
それでも傷む前に食べきれないぐらい大量に作ったり、
入手したりする機会があると、
傷ませることなく、
食べたい時に無理なく食べられたら嬉しいですよね。
たくあんは冷凍保存できるの？
できます。ちなみに、冷凍食品でおなじみ「ニチレイフーズ」によると
・水分が多いもの（レタス、うに、モッツァレラチーズなど）
・繊維が多いもの（たけのこ、寒天など）
・植物性の油のもの（マヨネーズ、サラダ油など）
これらを避ければ、大抵のものは冷凍保存ができます。
（ニチレイフーズ「冷凍保存のキホン 冷凍保存のギモン」 より）
「漬物を冷凍保存？」と聞くと意外な感じがしますが、
たくあんは、もともと長期保存ができるように水分が少なくなっており、
冷凍保存に適しているのです。
たくあんをおいしく冷凍するコツは？
新鮮なうちに冷凍保存をする。
水分を拭きとる。
使う時や食べる時の大きさにカットしておく。
なるべく空気に触れる面を少なくしてラップで包む。
ジップロックなどの保存袋に入れて、しっかり空気を抜く。
急速冷凍する。
以上６つが、たくあんをおいしく冷凍保存する際のコツとなります。
では順番に見ていきましょう。
新鮮なうちに冷凍保存をする。
素材が新鮮なうちに冷凍保存をしましょう。
スピードが命です。
水分を拭きとる。
キッチンペーパーなどで、表面の水分を拭きとります。
水分が多いと、冷凍中に霜ができる原因にもなり、味が落ちるだけでなく、栄養分も少なくなります。
使う時や食べる時の大きさにカットしておく。
小さめにカットしておくことで、冷凍や解凍にかかる時間が短くて済みます。
おいしい冷凍保存のコツは、急速冷凍することです。
大きいものよりも小さいものの方が、凍るまでの時間が短いですね。
また調理の際の手間も、小さいほうがスピーディーです。
そのまま食べる用に一口サイズでスライスしたり、細かくカットしておにぎりやチャーハンに使うのもいいですね。
なるべく空気に触れる面を少なくしてラップで包む。
食品の多くは、酸化することで風味や品質が落ちます。
酸化を防ぐには、食品に触れる空気面積をなるべく最小限にすることが大切です。
カットした食材をラップで包む際にはできるだけぴっちり包みましょう。
包んだものはまとめてジップロックなどの保存袋に入れて、しっかり空気を抜く。
ラップに包んだものは、保存袋にまとめて入れて空気を抜きましょう。
なるべく平らにして厚みのない状態で保存することで、霜が出るのを防げます。
霜とは、冷凍庫の開閉などによる温度変化によって、
食品から出た水分が気体になり、再度冷やされてできる氷の粒です。
食品から水分が出たということは、その分食品が乾燥してしまっているということ。この乾燥を防ぐためにも、ラップに包んで保存袋に入れることが大切です。
急速冷凍する。
食品を冷凍する際、
－１℃～－５℃を早く通過させることが、
おいしく冷凍保存する秘訣と言われています。
最新の家庭用冷蔵庫では急速冷凍機能付きのものもありますが、古い家庭用冷蔵庫の冷凍機能にはそれがありませんので、金属のトレイに載せたり、アルミホイルを巻いたりすることで、通常凍らせるよりも速く冷凍できます。
金属トレイは100均でも手に入ります。
トレイで食品を挟むとより効果的です。
冷凍したたくあんを解凍する方法
冷蔵庫でひと晩おいて解凍させるとおいしく解凍できます。
または常温で自然解凍も可能です。解凍後は5日以内に食べきりましょう。
たくあんはどのくらいの期間冷凍保存できるの？
冷凍保存の目安としては１～2か月となります。
早めに使い切るようにしましょう。
たくあん＝色々
冷凍したたくあんの使い道・レシピ
そのまま食べてももちろんおいしいですが、アレンジしてもおいしく食べられます。チャーハン、サラダ、炒め物の3種類をご紹介。
キムタクチャーハン
たくあんはキムチとの相性が◎。このキムタクチャーハンは長野県の給食の人気メニューなのだそう。焼肉のたれで味付けされていて、ビビンバみたいな味に仕上がります。
たくあんサラダ
出展:E・レシピ 参考にさせて頂きました。
たくあんの食感や風味がいいアクセントになっているレシピ。水菜や桜エビとあえて、野菜がたくさん食べられる香ばしいサラダに変身。
豚肉とたくあんの炒め物
出展:クックパッド 公式サイト
豚肉とたくあんを炒めるだけのシンプルでスピーディーなメニュー。
ご飯が進みます。
まとめ
一度に食べきれないほどの量のたくあんも、ちょっとしたひと手間を加えて冷凍すれば、食べたい時に食べたい量を、おいしく食べることができます。
とはいえ、冷凍保存していても劣化は進むので、なるべく早めに使い切ることを心がけましょう。