新米と古米の美味しさを調べてみた。混ぜるブレンド米に合う割合は?

2021年5月27日

 

混ぜるとどうなる?秋になると新米がお店に並び始めますね!

旬な新米が食べたくて

とりあえず買ってきたけど、

この間袋を開けたばかりのお米がある、、

でもせっかく新米を買ったから早く食べたい、、

なんて困ったことはありませんか?

古米と聞くと、

だって古いお米でしょ?

おいしくなさそう、、

なんて感じる方も多いですよね。

しかし、最近は保管技術も上がり、

昔ほど鮮度がとても悪い

ということはありません。

むしろ料理によっては

新米よりも古米を使った方がおいしい!

なんてこともあります。

そこでおすすめなのが、

新米と古米を混ぜてブレンド米として

ご飯を炊くことです!

お米屋さんによっては

新米何割、古米何割と

わざと新米、古米を混ぜて

販売しているお店もあるほどです。

新米と古米

お互いの良いところが引き出しあって

よりお料理がおいしくなります!

この記事では

✅新米と古米それぞれの特徴は?

✅新米と古米、混ぜるとどんなメリットがあるの?

✅料理別!おすすめの混ぜる割合は?

をご紹介していきます!

新米と古米それぞれの特徴は?

新米と古米を表す米粒を拡大した写真新米、古米

単純にどちらが食べたいですか?と聞かれたら

あなたはどちらが食べたいですか?

多くの方は新米と答えるのではないでしょうか。

古米というと古いお米でよくないお米じゃないの?

なんて思う方もいらっしゃいますよね。

ところが、古米には新米にはない

古米ならではの良さがあります。

そんな新米、古米

それぞれの特徴をみていきましょう!

詳しく説明しているサイト

新米

新米の良さはなんといっても豊富な水分量です。

水分が多いため炊き上がりもみずみずしくてツヤがあり、

お米の品種にもよりますが、粘りもしっかり感じられます。

また、古米に比べ鮮度は抜群のため、

香りがとても芳醇で甘さを感じます。

私の家では祖父母の家がお米を作っているので、

そのお米をいつもいただくのですが、

やはり新米をもらってきたときは

お米が炊き上がるときの匂いが格別に甘く感じます。

新米とは知らずに、

ただのいつものお米と思って

新米を食べていた子どもの頃は

いつもと同じお米なのに

今回のお米は白米だけですごい甘くておいしい!

なんておかわりをしまくった覚えがあります。笑

後々母に

なんでこのご飯はいつもよりおいしいの?

と聞いた際に、

新米だからじゃない?と聞いてから

新米の時期が楽しみで仕方なくなりました。

という具合に幼心にも甘い!

このお米なんか違う!と感じるほど

新米の匂い、甘さは格別ですね。

古米

じゃあ古米は鮮度が悪いから

やっぱりおいしくないのんじゃないの?

なんて思う方もいらっしゃるかと思いますが、

確かに以前は品質管理が難しく、

古米臭がきつくなってしまったり、

水分がかなり抜けてしまったりということは

実際にありました。

しかし、現在は保管技術が高く

鮮度もいい状態に保たれているため、

古米といえど、甘味はあり

程よいみずみずしさでお米の粒

一粒一粒をしっかり味わうことができます。

新米のような粘り気はありませんが、

それがかえって炊き上がったときに

お米同士がくっつきにくくなり、

お米をパラパラさせたい料理、

水分の多いカレーや、リゾットなどの料理には

むしろ古米の方が向いています。

また、玄米もワインやお肉などと同じく、

低温で長期間保管されたものは「熟成」され

甘みや旨味がより引き出されます。

古米と聞くとなんとなくイメージが悪いですが、

熟成米ときくと、ある意味

新米よりも美味しそうな響きですよね、、!

さらに、古米は水分が新米に比べて少ないがゆえに、

炊飯時の水の吸水量が新米よりも多いために、

同じお米の量を炊いても

古米の方が、炊き上がったときの白米の量が

古米の方が多く炊き上がります!

同じgのお米を炊いたのに

炊き上がりが多くできるなんて

なんだか得した気分ですよね♪

なんて、古米について

熱く語ってしまいましたが、

古米の良さを少しは感じていただけましたか?

新米が美味しいのは云わずもがなですが、

古米の良さも、是非知ってくださいね♪

新米と古米、混ぜるとどんなメリットがあるの?

新米・古米を混ぜるメリットは?と思案している人形の写真ここからが本題、

じゃあ新米と古米を

混ぜるとどうなの?

というところですが、

新米には新米の良さ、

古米には古米の良さがあった通り、

互いにもちろんデメリットもあります。

新米はみずみずしいがために

炊き上がりがべちゃっとしやすい、

柔らかく炊き上がりやすいため、

食べ応えのある食感には

今一つ物足りないという面があります。

一方、古米は

熟成されることにより甘みはあり、

水分が程よく抜けているため

一粒一粒をしっかり感じられますが、

その分粘り気は少なく、

鮮度の点から香りやツヤに関しては

どうしても新米と同様に

というわけにはいきません。

このように、互いにメリットがあれば

もちろんデメリットがあります。

それを踏まえた上で新米と古米を混ぜることで、

この双方のデメリットを補い合うことができ、

より美味しいお米に自分でブレンドすることができます。

柔らかいお米が好きな方は
新米を多めに、古米を少し混ぜることでべちゃっとしすぎを防ぎ、美味しいお米を炊くことができます。
 
食感がしっかりした硬めのお米が好きな方は
古米を多めに、新米を少し混ぜることで新米の香りとツヤを生かした美味しいお米を炊くことができます。

料理別!おすすめの混ぜる割合は?

料理別おすすめの混ぜる割合を表現している本の写真では実際、どんな割合で混ぜると

より料理がおいしくなるの?というところ、

とても気になりますよね!

実際のお料理別にみていきましょう!

カレーやリゾット

カレーにおすすめの混ぜる割合カレーやリゾットなどの水分の多い料理には

新米だけのご飯をあわせてしまうと

ご飯まで柔らか過ぎて、べちゃっとしやすいです。 

そのため、水分の多い料理には

古米を多めにすることで、

適度な食感になり、カレーやリゾットと合わせても

ちょうど良い食感に仕上がります!

水分の多いお料理におすすめの割合は

新米 2 : 古米 8

がおすすめです!

天丼、牛丼などの丼もの

牛丼におすすめの混ぜる割合丼ものはタレが染み込んだご飯がまた

料理の美味しさを増してくれるので、

程よく染み込んでくれるご飯が理想ですよね♪

そこでおすすめの割合は

新米 5 : 古米 5

の割合です!

つゆだくが好きな方は

古米の割合を増やすと、

古米がよりつゆを吸収してくれるので

古米の割合を少し増やしてみてください♪

おにぎり

おにぎりにおすすめ混ぜる割合おにぎりになんといっても

お米の香り、甘みなど、お米そのものが

美味しさの決め手の一つですよね!

そこでおにぎりにおすすめの割合は

新米 8 : 古米 2

の割合です!

新米だけだと柔らか過ぎてべちゃっとしがちですが、

古米が入ることで新米と古米の間に隙間があき、

空気を入れることができます。

ふっくら美味しいおにぎりには

握りすぎず、空気が大切なんてよく聞きますよね。

この割合は新米のもつ香り、甘みを

存分に引き出しつつ

ふっくらと握れるとてもおすすめの割合です!

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まとめ

他にも、パラパラさせたいチャーハンやピラフ、

出汁の美味しさを吸収してほしい炊き込みご飯や、

シャリ特有の食感を引き出したいお寿司などは

古米の割合を多くすることがおすすめです!

以上、新米と古米は混ぜたらどうなの?

をお伝えしてきました!

思いの外、古米大活躍ですよね!

 

どうしても

一番美味しいお米=新米

としてしまいがちですが、

新米には新米のよさ、

古米には古米のよさがありますね。

それにしても

新米のおにぎりは

本当に美味しいですよね、、

私はお米だけで考えると

やっぱり新米の美味しさを一番に味わえる

一年の中で一番楽しみな食べ方です。笑

私も今までは

新米は新米だけで食べていたので、

今年は自分でブレンドしてみようと思います!

あなたも是非お試しくださいね!

グルメ

Posted by つーやん