蜂に刺された時の応急処置は症状を見て針を抜き水で洗い良く冷やす!?
7月~10月は家の周り、
道路や公園など至るところで
蜂を見る機会が増えてきます。
この時期の蜂はとても攻撃的なので、
不用意に近づくと敵と思われ、
刺されてしまうので危険です。
蜂に刺されたら応急処置をしないと、
最悪命の危険に繋がることがあります。
命を守るためにも外に出るときは
虫よけをしっかり行い、刺されたときは
適切な応急処置をしましょう!
コチラの記事では、
夏に危険な生き物
「蜂」に刺されたときの
応急処置を解説します。
蜂に刺されたが応急処置をしないとどうなる?
蜂の針には毒があり、刺されると体内に毒を注入します。
そのまま放置していると、毒が体を回り命の危険が高くなりますよ!
刺さたときに起こる症状としては以下の通りです。
✅赤み、腫れ、痛み
✅蕁麻疹
✅アナフィラキシーショック
初めに刺された箇所の周りが赤く腫れ、痛みが出ます。
その後、刺された周囲が膨張したように腫れが広がっていきます。
3日程度まで腫れは続き、その後は引いていきます。
腫れが引かない場合は"皮膚科"で受診
なかなか腫れが引かない場合は、放置せずに皮膚科を受診してください。
刺されたら一時間以内を観察してください
刺された後の1時間以内が特に危険で、意識消失や血圧低下などのアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。
この症状が出る前に違和感があったときは、急いで救急車を呼びましょう。
スズメバチのように強い毒を持つ蜂もいます。
種類よっては、危険度も変わりますのでどの種類の蜂に刺されたかは覚えておくことが大切です。
なお、アナフィラキシーショックは1回刺されただけで起こる可能性は低いとされています。
しかし、一度に複数回刺されることにより起こる可能性が高くなります。
もしも、刺されてしまった場合はすぐにその場から離れて応急処置を行いましょう!
特にアレルギー体質の人は要注意です!
アナフィラキシーショックはアレルギーによるものなので、1回刺されただけでも起こり得ます。
蜂の種類を知っておこう!
写真でわかる!危険なハチ・安全なハチの特徴と見分け方
蜂に刺されたときの応急処置をご紹介!
蜂に刺された場合、応急処置はどのようにすれば良いのでしょうか。
処置方法をご紹介します。
【応急処置】
①蜂の針がある場合は針を抜く
ピンセットやクレジットカードなどの道具を使い毒を注入しないようゆっくり抜きます。
指で抜くと毒の袋を押してしまい、体内に毒が入ってしまう恐れがあるので止めましょう。
②傷口から毒を絞りながら水で洗う
毒が体に浸透する前に、水で洗うことで薄められる可能性があります。
そのとき、傷口から毒液を絞り出すようにして洗うのが良いです。(痛いですが…)
傷口から毒を口で吸い出すということを聞いたことがあると思いますが、これは口の中に傷があった場合、そこから毒が入ってしまうので止めましょう。
おしっこをかけて洗うという説もありますが、医学的な根拠はなく、やってしまうと接触性皮膚炎になる可能性があります。
③刺されたところを氷水で冷やす
刺された箇所は痛みが出ますので、氷水で冷やすことにより緩和することができます。
応急処置をした後で腫れ、痛み以外の症状がない場合は、そのまま治るのを待ちます。数週間で痛みも腫れも引いてきます。
体に発疹などの症状が現れた場合や応急処置をしてから数日しても腫れが引かない場合は、アレルギー反応を起こしている可能性が高いので、病院を受診しましょう!
このように蜂に刺されると危険が伴うため、応急処置は忘れずにしてくださいね。
1人で応急処置ができないときは、まわりに助けを求めましょう!
特に子供が刺された場合は、痛がって応急処置をさせてくれないことがあるので、子供を抑える人と処置を行う人で2人は必要になるでしょう。
まとめ:
蜂に刺されたときの応急処置について、解説しました。
私は子供の頃、ミツバチに刺されたことがあります。
大量のミツバチが飛んでいて退治する様子を見ていただけですが、いつの間にか刺されていました。
そのときの症状は、痛みと腫れだけでした。
すぐに逃げて応急処置をしましたが、他に症状は出なかったので良かったです。
夏は蜂が多い季節でもあるので、見かけたら近付かない、攻撃しないようにしましょうね。
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