トマトの実割れが何故甘いの?論文にある現象やおすすめ料理も紹介!
スローライフで味わえる
自給自足の醍醐味!
絶品の甘味は自然からの贈り物!
雨降りの後の
実割れしたトマトは
食べれるかと悩んだ人は多いかと思います。
今回は論文にもなっている
絶対市場に出荷されない
甘くて美味しいトマトである
実割れトマトの事を
ご紹介していきます。
実割れトマトが苦手な人には
その対処方法(おすすめ料理)も教えます。
実割れトマトが論文にも発表!甘いトマトの正体とは?
トマトの論文は結構あるんですよ、論文だから英語だけで書かれていたり難しい言葉で読んでいるだけで頭が痛くなるような論文も多いです。
難しいのは当然で、大学生や大学院生用のテキスト代わり、農業研究所や農業関連企業など向けの論文、学会の論文などさまざまあります。
今回はそんな難しい話はしませんが、農業関係の論文で植物(野菜・果物)のストレス学の論文で野菜や果物にも感情があるといいます。
テレビの番組でも以前放送していたので知っている方もいるかも知れませんね。
野菜や果物にストレスを与える事で糖度が上がるらしいですよ。
これらの一環で市場に絶対に出ない甘いトマトの正体は、難しい事はありません。
それは「実割れトマト」なのです。
まだ枝に付いている状態で実が割れてしまったトマトは見た目が悪く市場に出荷できないのです。
農家の人や私のような自給自足で暮らしている者は知っていると思いますがトマトの実が割れると糖度が増すのです。
しかし、日本の市場はちょっとでも形が不揃いや傷がある野菜ははねてしまうか、安売りとして値下げをして売ったりします。
実割れトマトは甘いメリットがあるのですが、日持ちが悪いデメリットも持ち合わせています。
形が悪いなどの見た目だけ気にしなければ、美味しいトマトが食べれて、自給自足や家庭菜園を行っている人は人に売る訳ではないのでさまざまな形の野菜や果物を楽しむ事が出来ます。
美味しいトマトのメカニズム
何故トマトが割れるのかというと、雨が降らない時期が長く続いた時にいきなり大雨が降る事で根から一気に水分と土の栄養素を吸水するからなんですね。
一気に「トマトの成長が加速」する事でその成長スピードについていけないトマトが割れる事になります。
一気に吸い上げる力が甘さを引き出す
この時、一気に水分と土の栄養素を吸い上げる事で、爆発的な甘みも吸い上げる事で一気に甘いトマトが出来上がるのですが、耐えられずにトマトが割れてしまうのが原因なんです。
つまり浸透圧が強すぎて糖度も一気に増す訳で、梅雨明け後に割れたトマトが多くなるのも頷けますね。
ただし甘いトマトは「一気に成長が加速する事」で出来るのであって、太陽光に当たり過ぎたトマトは太陽光から守る為にトマトの皮を硬くする性質があります。
次に収穫時期を逃してトマトが割れてしまう2パターンは甘いトマトとは別物なので割れているからといって全てが甘い条件に当てはまると間違わないようにお願い致します。
最近は遺伝子組み換え技術が発展しており、それをゲノム編集技術と言い、ピンポイントで組み替える技術があります。
自然の長きに渡る環境によって遺伝子が進化するのと人間が遺伝子操作するのとどちらが美味しいのでしょうか?
劣化しにくい、割れにくい、乾燥に強いトマトを作っているのですが、自然が巻き起こす野菜や果物がつくられないのは少々コピーのようで寂しい気がしますね。
ゲノム編集技術はアメリカ、日本が世界を先導してる技術なのですが、日本ではニュースに余りならないので知らない人の方が多いと思います。
まとめ
万が一、実割れが気になる方はミートソーススパゲッティ、ビーフシチュー、トマト野菜スープ・オムライス + トマトベースソース、ロール
キャベツ、ハンバーガー、サンドイッチ、トマトサラダ、トマトジュースなどの料理に利用できます。
より甘く美味しいトマト料理を作れますので、是非有効活用してみて下さい。
今年も北海道は最後の収穫に向けてあともうひと踏ん張りです。
元々は大昔トマトは高山植物でしたので山暮らしの私にとってはありがたい自然の恵みでしたが、万が一霜や雪が降っただけで全滅してしまうので、その土地の事情に合わせて収穫していきます。
機会があれば「実割れトマト」「実割れトマト料理」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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