そのWi-Fiは偽物かも?安易に接続しないためにはどうしたら良い?
飲食店などの共有スペースには自由に使えるwifiを設置しているところがあります。
そのWi-Fiはネットワーク名、パスワードを公開しているので誰でも使うことができます。
ですが、何も気にせずWi-Fiに接続をすると偽物のWi-Fiに接続しているかもしれませんよ!
偽物のWi-Fiとは、飲食店などで公開しているWi-Fiのネットワーク名に似せたネットワーク名や同じネットワーク名であるがパスワードがないWi-Fiを指します。
Wi-Fiの接続は、スマートフォンやパソコンのWi-Fiを確認することで接続可能なWi-Fiを見ることができます。フリーで公開している場合は、Wi-Fiのネットワーク名が表示されるので、パスワードがわかれば接続することができます。
ちょっとした作業をするには便利ですよね。
しかし、飲食店で公開しているWi-Fiと同じネットワーク名で公開されている場合は、気づくことが難しいですよね。
偽物のWi-Fiに
接続すると
個人情報流出など
恐ろしいことになる可能性があるので、今回は偽物の存在理由やどう気を付ければ良いか取り上げてます。
Wi-Fiの偽物が存在する理由はなに?
偽物のWi-Fiが存在する理由は、通信内容を盗むことや悪意のあるサイトに誘導することにあります。
通信内容を盗むということは、Webサイトの閲覧情報やメールの内容などを知られてしまうことになります。
例えば、以下のような流れでよく閲覧するWebサイトが偽物に変わっている可能性があります。
①ユーザが偽物のWi-Fiに接続する
②攻撃者はユーザがアクセスするWebサイト(例:ショッピングサイト)の情報を取得する
③攻撃者が偽物のWebサイトを用意し、ウイルスを仕込んでおく
④ユーザが偽物のWi-Fiに接続し、Webサイトにアクセスしたとき偽物のWebサイトに誘導される
⑤ユーザの端末がウイルスに感染する
何も気にせずフリーのWi-Fiを使用しているとウイルスに感染することや個人情報を盗まれることに繋がるので注意が必要です。
Wi-Fiを自動接続に設定は危険
特に気を付けなければいけないのが、Wi-Fiを自動接続にしている場合です。
端末はWi-Fi名とパスワードを入力し、一度でも接続すると次回から自動で接続することができます。
この場合、偽物のWi-Fi名がお店で公開されているWi-Fi名と同じであれば、偽物のWi-Fiに自動で接続されてしまいます。
このようなことにならないために、どのような対策を取るべきか次で解説します。
偽物のWi-Fiに接続しないためにできることをご紹介!
偽物のWi-Fiに接続しないためにも対策は必要です。
一番は飲食店などで公開しているWi-Fiは利用しないに限ります。もしお店で利用したいときはポケットWi-Fiなどを用いることで防ぐことができます。
しかし、仕事やインターネットをするうえでは便利なので利用したいと思われる方もいますよね。
そんなときは、下記の点に注意してください。
・お店のWi-Fi名と接続しようとしているWi-Fi名があっているか確認する。
・Wi-Fi接続時にパスワードがかかっていない場合は切断する。
・Wi-Fiに自動で接続しない。
・スマートフォンやタブレットのテザリングを使用する。
もし、接続したWi-FiやWebサイトがいつもと違うときは、すぐにWi-Fiを切りましょう。
テザリングとは、スマートフォンやタブレットに備わっている機能です。
テザリングを使用することで、インターネットに接続されていない端末をインターネットに接続することが可能となります。
このとき、スマートフォンのデータ通信を使用するので、データの使いすぎに注意が必要です。
まとめ
偽物のWi-Fiについて触れてきました。
安易に接続すると怖いことになることが分かったのではないでしょうか。
私も外でゆっくり仕事をするために、Wi-Fiを使用したくなります。
携帯でテザリングをする方法もありますが、通信容量が決まっているので限界があります。
その点、Wi-Fiは制限がないのが良いところですが、通信内容を盗まれていると考えたら躊躇してしまいますね。
お店で使えるWi-Fiは便利ですが、偽物も存在するので注意して使用するように心がけましょう。
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