カブトエビ飼育の難しさを痛感。汚れ対策で寿命を延ばしたいと再挑戦
今回は、残っていた卵を使い、カブトエビ飼育2回目に挑戦した体験を書きます。
前回、5匹孵化しても長くて1日半しか生きませんでした。
今回は、前回よりは工夫をして、成長しやすい環境を作れたはずです。
飼育方法は、
✅前回の栄養入りの水槽に卵を入れるが、
孵化したら1匹ずつカップに入れて育てる。
→小さいうちは泳ぎが下手なので汚れに絡まらないように。
また、共食いしないように。
✅水カビなど、もやもやしたものは取り除く。
✅3日後ぐらいからエサをすりつぶして与える。
でやってみました。
前回よりは多少寿命が延びました。
幼生期間の育て方、試行錯誤していますが、
こんな例もあるという参考になれば良いなと思います。
カブトエビ飼育2回目、どんどん生まれる幼生たち
【7/26】
飼育を始める。
昼過ぎに、卵を前回のままの水槽にセットしました。
一回目の飼育後そのままなので、すごく汚れています。
前回は7/9に飼育開始したので、17日も経っています。
栄養がまだ残っているのか多少心配です。
【7/27】
昼頃、2匹孵化していました。①②
夕方頃、更に2匹孵化③④
〇の中の数字は、生まれた順番=呼び名です。
早速取り分けます。
実験的に、①には夕方、セット付属のエサをすりつぶして入れています。
③にはメダカの水槽から持ってきた水草を入れてみました。
汚れをスポイトで取り除き、様子を見ます。
夜まで、4匹とも元気でした。
幸先良いです!
【7/28】
朝、なんと6匹孵化していました!
セット場所の室温は28℃~30℃でしたが、最適だったのでしょうか。
取り分けます。
水草を入れた③だけ動きが悪く、ぴくぴくしています。
水草が良くなかったのかと思い、取り除きました。
夜になると、①と③だけ動きが鈍い。
やはり、余計なものは入れない方がいいのかと、①のエサも取り除きました。
しかし今のところ、すべてまだ生きています。
~④は1日経過!
【7/29】
朝2匹孵化していました。⑪⑫
⑪⑫には、もとの水槽の水がだいぶ減っていたので、
汲み置きでカルキ抜きした水を多めに入れました。
今回はどんどん孵化します!
やはり気温が良いのでしょうか。
前回は7/9から始めていますが、その時より気温が3~4℃ほど上がっています。
他の個体の様子はというと、
元気なのが5匹②④⑥⑧⑨
動きが鈍かったり、止まったりすることがあるのが4匹①③⑤⑦
残念ながら死亡しているのが1匹⑩
でした。
⑩は、ヤクルトの容器を切ったものに入れていたため、
狭すぎ&ヤクルトの成分が残っていたのかもしれません。
ここまでで、やはり弱っているのも多いですね。
しかし、元気なのも多いです!
弱っている①⑤には、家にあったお菓子作り用のドライイーストを、栄養として指先にほんの一つまみほど水に溶かして与えてみました。
かなり水が茶色に濁りました。
効果あるでしょうか。
カブトエビ飼育、孵化後2日目を超えるのが難しい
7/29昼頃には、ドライイーストを入れた①は死亡してしまいました。
同じくドライイーストを入れた⑤は弱りながらもなんとか動いています。
更に5匹弱ってきていました②③⑦⑧⑨
元気なのは4匹④⑥⑪⑫
です。
弱っているのも含めて、3匹はなんと2日を超えました!②③④
前回の記録は更新できました。
ただ、1日を超えたあたりから、体がどんどん透明になっていくのが気になります。
そして、その夜には、元気なのが4匹④⑥⑪⑫
動きが鈍いのが3匹③⑤⑨
死亡したのが4匹①②⑦⑧
になってしまいました。
【7/30】
朝起きてみると、
悲しいことにたくさん死亡してしまっていました。
元気に生きているのは3匹だけ⑥⑪⑫
死亡4匹③④⑤⑨
⑥は、2日目経過!
目が黒くはっきりしてきて、体の真ん中に黒い筋のようなものが見えます。
だいぶ成長したので、すりつぶしたエサを与えてみました。
なんと食いついている!
希望が見えてきました!
【7/31】
⑪⑫が死んでしまい、残り1匹になりました。
⑥は今日で3日目経過!エサをかじっていて元気!
なんとか⑥だけでも生きてほしい!
汚れをスポイトで取りながら、すりつぶしエサを与えていきます。
【8/1】
朝起きると、⑥が死亡していました。
悲しさが隠し切れません。
なにがいけなかったのだろう・・・。
カブトエビ飼育はやはり難しい、しかし、改善点もある!
飼育を始めてから5日、
12匹生まれたカブトエビが、またもや全滅してしまいました。
実は今回の飼育では、気になったことがあります。
1日目を過ぎると、
カブトエビの体が透明になっていく。
ということです。
思い当たる点は一つ。
今回の飼育では、汚れをたびたびスポイトで取り除き、汲み置きした水を足していました。
そのため、栄養がたりなかったのではないか、ということです。
本などで調べると、だんだん茶色っぽくなっていくはずなのに。
餓死させてしまった。
そんな感じで呆然と過ごしていると、
次の日、また新たに1匹孵化していたのです!!
【8/2】
⑬孵化!
今度は幼生のうちから与えられるエサ(ドライイースト)を早くから試してみました。
するとなんと、成長が今までと違いました!
続きは次回の記事で書きます。
まとめ
✅今回は、全部で13匹孵化。
✅孵化したら、カップに分け、汚れを取り除きながら2日目ごろからすりつぶしたセット付属のエサを与えた。
✅12匹は、孵化後1~3日半で死んでしまう。
✅汚れに絡まり死ぬことはなかったように思う。
✅2日ごろから体が透明になり弱っていく。
✅栄養不足が強く疑われる。
このため、生き残った1匹には早くから栄養(ドライイースト)を与えて飼育しようと思います。
今回も少し与えたけど死なせているので、また挑戦するのが怖かったのですが・・・。
次回、その結果をお知らせします。
今度こそご期待ください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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