伊予弁=愛媛県の方言を紹介!かわいい表現もあり一覧にて解説!?
愛媛県の方言では
『伊予弁』が基本的な方言とはなりますが、
3つの地域によって方言が変わったりもします。
言葉の特徴としては、南予はゆっくりとした話し方で、東予は早口でテンポの速い話し方になっています。
なので、愛媛の中でもなにその方言!?
と思うこともあったりします。
- 1. 伊予弁の方言一覧①『けんびき』
- 2. 伊予弁の方言一覧②『やけん』
- 3. 伊予弁の方言一覧③『くらす』
- 4. 伊予弁の方言一覧④『こす』
- 5. 伊予弁の方言一覧⑤『かまん』
- 6. 伊予弁の方言一覧⑥『らしんから』
- 7. 伊予弁の方言一覧⑧『てんご』
- 8. 伊予弁の方言一覧⑨『なんしよん』
- 9. 伊予弁の方言一覧⑩『~とん』
- 10. 伊予弁の方言一覧⑪『ほうかな?』
- 11. 伊予弁の方言一覧⑫『ほたら』
- 12. 伊予弁の方言一覧⑬『いんでこうわい』
- 13. 伊予弁の方言一覧⑭『ひっしこ』
- 14. 伊予弁の方言一覧⑮『みといでや』
- 15. 伊予弁の方言一覧⑯『ほんじゃけんど』
- 16. 伊予弁の方言一覧⑰『がい』
- 17. 伊予弁の方言一覧⑱『いけん』
- 18. 伊予弁の方言一覧⑲『むつこい』
- 19. 伊予弁の方言一覧⑳『もんた』
- 20. まとめ
伊予弁の方言一覧①『けんびき』
『けんびき』と聞いて
なんという言葉かわかる方いますか?
これは東予で使われている方言となります。
例えば、
「忙しくてけんびきできてしもうた」→
「忙しくて口内炎ができてしまった」
といった使い方になります。
伊予弁の方言一覧②『やけん』
「やけん」という言葉は愛媛県内全域で使われている方言となります。
例えば、
「めちゃくちゃ好きやけん」→
「めちゃくちゃ好きです」
「これしたいたんやけんこれしといて」→
「これしてあげたからこれしておいて」
といったように語尾に「けん」がつきます。
「やけん」だけではなく「あれしといたけん」など「けん」を主に使ったりします。
伊予弁の方言一覧③『くらす』
「くらす」というのは、暮らすということではありません。
愛媛の方言でもとてもきつい言葉である「くらす」。そのくらすは、「殴ること」を意味します。
例えば、
「お前くらすぞ」→
「お前殴るぞ」
といった使い方になります。
伊予弁の方言一覧④『こす』
「こす」とはずるいとか意地悪といった意味を表します。
例えば、
「お前こすいな」→
「お前ずるいな」
といったような使い方になります。
ゲームをしたり、遊んでいる時によく聞く言葉ですね。
意地悪というよりかは、ずるいなと思ったときによく使いますね。
伊予弁の方言一覧⑤『かまん』
この「かまん」という言葉は愛媛の人ならよく使う方言のひとつだと思います。
例えば、
「そんくらいかまんよ」→
「それくらい構わないよ」
といった使い方になります。
「大丈夫よ」といったときも「かまんかまん」といったようになります。
伊予弁の方言一覧⑥『らしんから』
「しんから」と聞く感じでは、なんだか穏やかなイメージをもちますが、意味としては「本当に」と意味を持ちます。
例えば、
「しんからごめん」→
「本当にごめん」
といった使い方となります。
伊予弁の方言一覧⑦「そくる」
「そくる」とは「失敗する」といった意味を持ちます。
例えば、
「そくったー」→
「失敗した」
という使い方をします。
伊予弁の方言一覧⑧『てんご』
「てんご」とは他県でも使われているのを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、「いい加減なこと」と意味する言葉になります。
例えば、
「てんごすな」→
「いい加減なことをするな」
という使い方をします。
伊予弁の方言一覧⑨『なんしよん』
「なんしよん」とは他県でもとくに九州らへんで聞いたことある方もいらっしゃるかもしれませんね。
「なんしよん」とは聞いた感じからも読み取れるとは思いますが、「なにしてるの」といった意味となります。
例えば、
「あなたなんしよん?」→
「あなたなにしているの?」
といった使い方になります。
伊予弁の方言一覧⑩『~とん』
この「~とん」は語尾につく言葉となりますね。
言葉だけでなにを指すかはわかりませんが、さまざまな言葉として一緒に使われる言葉になります。
例えば、
「これちゃんと使えるようにしとん?」→
「これちゃんと使えるようにしているの?」
といった使い方になります。
伊予弁の方言一覧⑪『ほうかな?』
「ほうかな?」は方言ではありますが、わかりやすい方言ではあると思います。
例えば、
「ほうかな?」→
「そうかな?」
というような使い方をします。
伊予弁の方言一覧⑫『ほたら』
関西の方でも「ほたら」や「ほんなら」といった言葉があるようにこちらの「ほたら」もそれと同じ意味を持ち、「そしたら」といった意味となります。
例えば、
「ほたらこれやっといてくれる?」→
「そしたらこれやっといてもらえる?」
といった使い方になります。
なのでよく聞く言葉でもあります。
伊予弁の方言一覧⑬『いんでこうわい』
「いんでこうわい」とは「帰るね」という意味となります。
例えば、
「ほしたら、いんでこうわい」→
「それでは、帰ります。」
といった使い方になります。
帰るといった場面で、よく使われる言葉となります。
伊予弁の方言一覧⑭『ひっしこ』
「ひっしこ」は少しだけ言いずらい雰囲気な言葉ではありますが、意味としては「一生懸命」となります。
地域によっては、「ひっしこいてやる」といったように「一生懸命にやる」というところもあります。
例えば、
「ひっしこいとるけどたいぎいね」→
「一生懸命しているけどしんどいね」
といったような使い方をします。
伊予弁の方言一覧⑮『みといでや』
「みといでや」は聞いた感じでもわかる方もいるとは思いますが、「見ておいでなさい」といった意味となります。
例えば、
「あそこになんかおるからみといでや」→
「あそこになにかいるから見ておいでなさい」
といった使い方になります。
伊予弁の方言一覧⑯『ほんじゃけんど』
「ほんじゃけんど」とは「そうだけど」といった意味となります。
例えば、
「ほんじゃけんど、たくさんおるわ」→
「そうだけど、たくさんいるよ」
といった使い方となります。
伊予弁の方言一覧⑰『がい』
「がい」と聞いてわかる方は少ないかもしれませんね。
「がい」とは「頑固」や「すごい」といったような言葉の意味となります。
例えば、
「私の旦那はがいな」→
「私の旦那は頑固なの」
といった使い方になります。
「あんたがいなね」と親から言われることがよくあったのを覚えています。
伊予弁の方言一覧⑱『いけん』
「いけん」と聞いてわかる方も多いと思います。
「いけん」とは「ダメ」といった意味となります。
例えば、
「浮気はいけん」→
「浮気はダメ」
といった使い方となります。
伊予弁の方言一覧⑲『むつこい』
「むつこい」とは味が濃かった時などに使う言葉となります。
例えば、
「この料理はむつこいわ」→
「この料理は味が濃いわ」
といった使い方となります。
伊予弁の方言一覧⑳『もんた』
「もんた」と聞くとみのもんたさんを思い浮かべてしまうように名前に聞こえますが、挨拶の一種となります。
例えば、
「もんたよー」→
「帰ったよー」
といった使い方となります。
まとめ
伊予弁はいかがでしたでしょうか?
好きやけんといった言葉が可愛いと聞いたことはありますが、やはりかわいい言葉でしょうか?
地域によっても方言が違うので、同じ県でもなんと言っているのかわからない方言もあります。
愛媛では帰ってこうわいといった方言もありますが、違う県でそれを言うと帰ってからまた来るのだと思われることもあるようです。
帰ってこうわいという言葉は、帰るという意味なので方言は本当に面白いなと思います。
愛媛県に来た際にはぜひ方言にも耳を傾けて聞いてみてくださいね!
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