くるみアレルギーの表示義務はいつから?患者急増中!現在の表示は?
食品を買うとパッケージなどに
記載されているアレルギー表示。
アレルギーのない方はあまり見ない
かもしれませんが、アレルギーがある方に
とってはとても大切なものです。
間違えてアレルギー物質を
含む食品を
摂取してしまった場合、
湿疹やかゆみ、
腫れなどの軽い症状から
気絶してしまうような
重い症状に
なることもあります。
気絶したとき
誰もそばにいなかったら…
と想像すると怖いですよね。
「私はアレルギーないから大丈夫!」
と思っている方も油断はできません。
なぜなら、今はアレルギーがない方も、
食品を摂取し続けることで
アレルギーを発症する場合があります。
私自身、
大人になってから
モモ・パイナップルの
アレルギーを発症し、
食べると口内粘膜が
荒れたり、
喉がかゆくなります。
あなたも、
明日急にアレルギーを
発症するかもしれません。
もし、アレルギーになったとき
アレルギー物質を摂取しないように
上手に付き合っていかなければいけません。
特に、
ナッツやくるみなどの
木の実類のアレルギーが
年々多くなってきています。
落花生アレルギーは有名なので
知っている方も多いかもしれませんが、
最近増えてきているのは
「くるみ」なんです。
えっ? くるみ?
って今思いましたよね?
私も驚きました。
くるみは、
令和3年に行われた消費者庁の調査では、
落花生よりもアレルギーの
原因食物としてあげられ、
その数は463例でした。
くるみ自体の消費量も増えているため、
アレルギー患者も増えているようです。
コチラの記事では、
今特に注目されている「くるみ」の
アレルギー表示について
✅今現在のくるみのアレルギー表示について
✅いつから表示義務化されるのか
についてご紹介します。
今のくるみのアレルギー表示
今のくるみのアレルギー表示は
特定原材料に準ずるもの(21品目)として
表示が推奨されています。
この表示が推奨されているというのは、義務とは違い、必ず表示しなければいけないわけではありません。
表示が義務付けられていないので、
アレルギー症例の報告件数も多いのかもしれませんね。
【くるみの他にも】
アーモンド、あわび、いか、いくら、
オレンジ、カシューナッツ、キウイ、
牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、
バナナ、豚肉、まつたけ、もも、
やまいも、りんご、ゼラチン
があります。
私のアレルギーの
原因の一つである「もも」も
※表示推奨なので、
表示のない場合があります。
形が残っていたり、
商品名に「もも」と書いてあれば
もちろん食べたりはしませんが、
すりつぶした状態で入っているとわからず、
果物系の食品については
よく観察してから食べるようにしています。
いつから表示が義務化されるの?
消費者庁は、
早ければ2022年度中に
現在の表示推奨から、
表示義務化へ移行する方針を
発表しています。
メーカーは表示変更に追われ大変かもしれませんが、
くるみアレルギーに悩んでいる方にとっては、
いち早く義務化にしてもらいたいところですね。
義務化されれば、
今は表示推奨で表示をされていない
不明確な食品も安心して
摂取することができます。
アレルギー表示は、
アレルギーをもつ方の安心安全にもなるんですね。
くるみ以外の表示推奨の
アレルギー物質についても、
表示義務になってくれたらより安心して
購入できるんじゃないかなと思いますが…。
すべてを表示するのは
なかなか難しいですよね。
最近は商品を調べたり、
商品のパッケージにある
QRコードを読み込むと
アレルギー表示を確認できるものも
増えてきています。
そちらも上手く活用して、
アレルギー反応をなるべく起こさず
みんなが安心して
食べることができるといいですね。
子供に多い"くるみアレルギー"
おまけ：表示義務のあるアレルギー原材料の覚え方
今、表示義務がある
7品目の特定原材料の覚え方を
学校で習ったのでご紹介します。
ソラニタコカエ
(空にタコ飼え)です。
…え? って
思いますよね(笑)
でもこれ合ってるんです。
ソ：そば
ラ：落花生
ニ：乳
タ：卵
コ：小麦
カ：カニ
エ：エビ
ね? 合ってたでしょう? (笑)
ぜひ頭の隅っこに置いておいてください!
まとめ
今回は、
くるみアレルギーの表示義務化について
ご紹介しました。
✅くるみアレルギーは年々増加している
✅早ければ2022年度に表示義務化へ
アレルギーはくるみだけではありませんが、
表示が変わったら、ぜひ確認してみてくださいね。