新築で子供部屋4.5畳は狭い?大丈夫です。間仕切りや収納で解決!

2021年7月6日

 

新築する際の間取り図面新築を建てる際に

子供部屋をどうするか

お悩みではないですか?

よく6畳が目安なんて聞くけど、

4.5畳しか設計上どうしてもとれない

というお家ももちろんあると思います。

子供のたまり場にしたくないから

あえて4.5畳にするという方もいらっしゃいます。

確かに6畳あれば

ゆとりを持ってベッドや机、ラックなど

家具を置くことができますが、

4.5畳でも机とベッドは置くことができます。

4.5畳はムダがない必要最低限の広さです。

ですが、収納込みの4.5畳では

なかなか厳しい広さになってきます。

大丈夫です。6畳は要りません。子供部屋を4.5畳とするには収納がカギを握ります。我が家は子どもができる前に家を建てましたが、独立した収納別の4.5畳を2部屋つくりました。
 

現在、我が家は子どもは1人ですが、

なぜその広さにしたのか、

なぜ2部屋続きにしなかったのかなど

我が家の考え方も触れつつ、

この記事では

・新築で子供部屋4.5畳は狭いの?

 2部屋続きにしたほうがいい?

・なぜ子供部屋を4.5畳にしたの?

4.5畳にするときの収納のポイントは?

についてご紹介していきます。

新築で子供部屋4.5畳は狭いの?2部屋続きにしたほうがいい?

新築の子ども部屋、ベットも収納単刀直入に子供部屋4.5畳が

狭いか狭くないかといえば

やはり狭いと思います。

子供部屋は6畳が目安といわれますが、

それは机やベッド、

ラックなどの収納家具を置いても多少の余裕があり、

ゆとりを持って1人で過ごせたり、

友人を呼ぶにも遊べるスペースがあるからです。

ならやっぱり4.5畳はかわいそう?

なんて思うところですが、

4.5畳でも机とベッドは置くことができ、

十分に生活できる広さです。

ゆとりがある部屋とはいかないかもしれませんが、

今は狭いスペースを

有効活用できる家具がたくさんあり、

レイアウト次第では快適に過ごすこともできます。

また、狭いからこそ

日頃からものを少なく、

スッキリ暮らすクセもつけやすくなります。

たまり場にしたくない、

部屋に籠ってほしくない、

ものを少なくスッキリ暮らしたいという方は

4.5畳をあえて選ぶ方もいます。

4.5畳+4.5畳の二部屋続きの広い部屋は魅力

ここで最近とても採用するおうちが多いのが

2部屋続きにして最初は大きな部屋とする間取りです。

こちらのメリットはなんといっても部屋の広さです。

子どもが小さい間は

そのお部屋で家族で寝るというご家庭もあります。

ですが、そのお部屋を2部屋とするには

後々壁を追加する工事をしなければなりません。

その工事にも1015万ほどかかるといわれ、 

その費用が後々かかるのはちょっと、、という方は

3枚扉などを最初から設置しておくか、

天井まである可動式の壁面収納間仕切りを置いておき、

子どもが大きくなったら動かして部屋を仕切るなど、

部屋をいざ仕切るときのことも考えておきましょう。

なぜ子供部屋を4.5畳にしたの?

木造りの小さなお家(イメージ)今は子ども部屋2部屋をつなげて

後々壁をつくる間取りもとても人気がありますが、

我が家ではあえてそれぞれ独立した

4.5畳の部屋を2部屋つくりました。

私の実家が3枚扉で仕切る2部屋続きの

6畳ずつの子供部屋だったのですが、

扉で仕切られているだけなので、

ゆっくり寝たい日でも

弟がかけた目覚ましで起きてしまったり、

友達と電話をしようにも話し声が丸聞こえになって

なんだか話しづらいとベランダに出て電話をしたりと

完全にプライベートな空間ではありませんでした。

そして私が年長のときに引っ越したのですが、

その頃からその3枚扉が開かれたことは

1度もありませんでした、、。

大きくなりプライバシーが必要になります。

その経験を踏まえて

部屋はあえて独立、

それぞれの部屋の間は廊下や収納をかませて

それぞれのプライバシーを

極力配慮する間取りにしました。 

広さに関しては

自分の実家が収納別の6畳だったこともあり、

最初はそれこそ

「絶対6畳!4.5畳は狭い!」

なんて言っていたのですが、

机やベッドはもちろん、

テレビやゲームなども置いていたため、

中学生になる頃には家に帰れば

自分の部屋まっしぐら、

食事、お風呂など用があるときしか部屋をでないと

典型的な籠り生活をしていました。

私自身も自分の部屋に籠っていた経験もあり、

さらに、小学生のうちは

勉強スペースはリビングの予定なので、

本格的に部屋を使いだす中高生になる頃には

部活や塾などで家にいる時間が

そもそも少ない時期というのも考え、

必要最低限の4.5畳を選びました。

実際のところはまだ子どもがまだ1歳なので

自分の部屋として使ってはいませんが、

一部屋は大型遊具を置いて遊び部屋として使っています。

今後置くであろうベッドや机の大きさも

マスキングテープで実際の大きさを

確認したりもしましたが、

本当に必要最低限ですが、

逆に無駄がなくよかったなと感じています。

もう一部屋は室内干しスペースとして使っていますが、

アパートにいたときは

6畳の部屋で部屋干しをしていましたが、

正直スペースが余り、もったいなくも感じていたので

こちらもちょうどよい広さでとても使いやすいです。

子どもが独立したあとも

再び洗濯部屋としたり、

趣味の部屋にするのにも広すぎず狭すぎず、

最初は6畳派だった私が思いの外気に入っています。

ですが、将来子どもが独立したあとに

自宅にトレーニングルームをつくりたい!

など広さが必要な用途では

4.5畳は手狭になってしまうので、

子どもが独立したあとに

その部屋をどうやって使いたいのかも

考えて広さを決めていきましょう。

4.5畳にするときの収納のポイントは?

子ども部屋のクローゼット子ども部屋を4.5畳とするうえで

ポイントとなってくる収納。

4.5畳とする際には収納は

クローゼットなどで部屋の広さとは

別に確保するようにしましょう。

我が家では1畳分のクローゼットをつけました。

このクローゼットも重要なポイントがあります。

クローゼットの扉は折れ戸が一般的ですが、

扉を開けたときの扉が出る分のスペースを

空けておかなければなりません。

また,ドアが内開きの場合も同様に,

ドアが開閉するスペースを

空けておかなければなりません。

たった少しのスペースですが、

今はチョットした工夫で広く使えますよ

少しでも広く使わせてあげたいと思う場合には

この折れ戸やドアの幅でさえも

惜しいスペースになります。

最近ではクローゼットにあえて扉をつけず、

オープン収納として使ったり、

目隠しにロールスクリーンを採用するおうちもあります。

この場合は扉がないので

スペースをフルに有効活用できます。

一般的には扉よりも

ロールスクリーンの方が値段も安いため、

減額するにもロールスクリーンはおすすめです。

また、荷物が少ないに越したことはありませんが

学生時代はなにかと荷物が多くなるので、

クローゼット以外にも

収納を確保できる家具を選ぶことも

ポイントになります。

部屋の約半分を占める

ベッドや布団選びも重要なポイントです。

一番スペースを取らないのは

使わないときは収納できる布団になります。

とはいえ忙しい朝の時間は

毎日畳んで収納するのも面倒なものなので、

折り畳みベッドにするのも一つの手段です。

一番収納を確保できる寝具は

下段が机や収納になっているロフトベッドです。

この場合はベッドの幅で

机やチェストがしまえるで、

より部屋を広く使いたい方にはおすすめです。

以前ははしご式で

昇り降りが危ないと心配になるものでしたが、

現在は階段式になっていてはしご式よりも

安全なものも販売されています。

他にも普通のベッドでも

サイドに棚がついたベッドや、

引き出し付きのベッド、

はねあげ式のベッドも

収納確保にはおすすめです。

また、スライド式のソファーベッドなどもあるので、

お友達をよくおうちに呼ぶお子さまには

ソファーベットもおすすめです。

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まとめ

・子どもが独立したあとにその部屋をどう使っていくのかを考えて広さを決めましょう。

4.5畳にする際は部屋とは別に収納スペースを確保することが大切です。

・広くはないですが、無駄のない広さです。

・布団や折り畳みベッドにしてスペースを広く確保するか、収納つきベッドで家具でも収納を確保しましょう。

2部屋続きにする場合は後々の工事の費用を忘れないようにしましょう。

せっかく建てるなら狭い部屋よりも

広い部屋を用意してあげたいなんて

親心もありますよね。

ですが、実際子供部屋として使われるのは

1015年ほどの限られた期間です。

その後も永く住んでいく方が 

子どもの独立後どういう部屋の使い方をしたいのか

も大切なポイントです。

子どもが最優先!となりやすいところですが、

4.5畳でも十分に生活できるので、

本当に必要な広さはどのくらいなのか、

改めてあなたの老後のプランも合わせて

考えていきたいですね。