カブトエビ飼育赤ちゃん期のエサの代用が優秀!孵化後一週間を突破!

2021年8月11日

 

8日目のカブトエビ (1)今回は、前回の続きで、2回目の飼育時にかろうじて生き残った一匹のその後を書きます。

孵化してから1日目~8日目の様子です。

前回のカブトエビ飼育体験記

過去の飼育では、大きく育てるのが難しく、3日半以上長生きさせることが出来なかったのですが、

今回、

ドライイースト」という

救世主に出会いました。

わが家の冷蔵庫にあった、

料理用のものです。

 

カブトエビが小さいうちは、固形のエサが食べられないので、代わりの栄養が必要です。

今回「ドライイースト」を使ったおかげで、寿命が延びて大きく成長しています。

そして、

✅成長が早い

✅茶色っぽくなる

✅動きが良くなる

など、驚くべき効果が得られました。

今まで栄養が足りてなかったのだな、と改めて思いました・・・。

重ね重ねカブトエビごめんなさい。

 

今回の記事では、

ドライイーストを与えて育てた観察記録(生き残った一匹の1日目~8日目)わが家の飼育方法を書きました。

 

カブトエビの飼育をしていて、孵化後がうまくいかない方、

赤ちゃん時期のエサやりに悩んでいる方

ぜひ読んでみて下さい。

参考になれば良いなと思います。

今回のカブトエビ飼育方法。寿命も作用するエサ代用の与え方

カブトエビをカップに取り分けた様子の写真2回目飼育の最後、一匹だけ残っていたカブトエビ。

今回もカップに一匹取り分けて飼育しました。

汚れに絡まらないように、わが家流のやり方です。

カップは、プリンやゼリーや豆腐のカップを使っています。

わが家では、「豆腐屋ジョニー」のカップが飼育しやすくてお気に入りです。

そして、ドライイーストを水で溶かして与え、

汚れを見つけるとこまめにスポイトで取り除きました。

以下が、わが家のカブトエビ飼育方法です。

【ドライイーストの与え方】

ドライイーストを薄めた画像ほんの一つまみを水(汲み置き)小さじ1/2ほどで溶かします。

スポイトで一滴ずつ、一日3回ほど(適当)与えています。

【汚れ除去の方法】寿命が延びればいいのに。

沈殿したもやもややゴミを見つけたら、スポイトで取り除く。

減った水の分は、汲み置きしておいた水をスポイトでカップの壁に伝わせながら少しずつ足す。

水をこのように汲み置きしておくと便利です。

汲み置きしてカルキ抜きした水道水の写真汚れの除去は気づくたびこまめにしました。

設置場所は玄関の靴箱の上。

室温は28~31℃後半ぐらいでした。水温はもう少し低いと思います。

では、時系列にカブトエビの様子を書いていきます。

カブトエビ飼育2回目続きの成長記録。1~4日目

細長いものをくっつけているカブトエビ

1日目 (8/2

朝、孵化

個体をカップに取り分けた後、溶かしたドライイーストを与える。

時々覗くと、よくおしりに細長いものをくっつけている。

フンではないかと推測。

そうならば、栄養が摂れているようだ。

体は白い。

2日目 (8/3)

8月3日のカブトエビ朝、汚れが多いので除去

写真では分かりにくいが、本で見たところの5齢にまでなっている。

まだ全長1.5mmほど。

目も黒く見える。しっぽが二股に分かれている。

体は透明だが薄茶色っぽく見える。

すごく元気に泳ぎ回る。

今までにない感じの元気さ。栄養の力はすごい!

4日目  (8/4)

8月4日のカブトエビ朝、ものすごく元気に高速で泳ぎ回っている。

形がどんどんしっかりしてくる。

透明かかった薄茶色。

体長3mmぐらい。

いままで3日目でこんなに大きくて元気なものがいなかったので、感動。

5日目  (8/5)

8月5日のカブトエビ朝、一段と大きくなる。5mmほど。

昼、固形のエサをあたえてみると、かじっている。

一応ドライイーストも併用して少なめに与える。

カブトエビ飼育ついに4日目経過!最高記録5~7日目

8月6日のカブトエビ

6日目  (8/6)

色が濃くなって茶色になってきた。

体長、しっぽの先までで1㎝ぐらい。

固形エサも食べられるようになり、元気に泳ぎまわる。

7日目  (8/7)

8月7日のカブトエビ今日も大変元気。

色が茶色に濃くなる。体長1.2㎝ほど。

固形エサもかじって食べ、足をひらひらさせているのが良く見えて楽しい。

夜、脱皮した皮がはっきりと見えて、一瞬2匹いるように見えて驚いた。

8日目  (8/8)

8月8日のカブトエビ元気。色が濃い。体長1.5㎝ほど。

昨日脱皮した皮が無くなっていたので、食べたか?

しっぽや甲羅や、体の前方の触角のような部分まではっきり見える。

※この触角のようなものは、「胸肢(きょうし)」と言い、胸から出ている足だそう。

8月9日のカブトエビ

9日目  (8/9)

ついに1週間経過!!

元気に泳いでいる。

体長2㎝ほど。

 

あわせて読んで欲しい飼育体験記

 

まとめ

1週間目のカブトエビ今回は、2回目カブトエビ飼育の続きを書きました。

✅小さいカップに一匹取り分けて飼育。

✅ドライイーストを薄めて与える。

✅汚れをこまめに取り除き、減った分の水を足す。

という方法で飼育しました。

栄養が良かったのか、7日生存を突破してくれました。

今後の成長が楽しみです。

また、続きを書きますね。

更に、残っていた卵を使って第3回目の飼育にも挑戦しますので、

ぜひ読んでみて下さい。

この記事が参考になりましたら幸いです。

参考資料:「カブトエビの飼育と観察」 さ・え・ら書房 谷本雄治著