カブトエビ飼育セットについている「カブトエビの栄養」とは何か??

2021年8月16日

 

カブトエビの栄養の袋 カブトエビ飼育セットを買ってみたことがある方ならご存じだと思いますが、セットの中には、「カブトエビの栄養」というものが入っています。

前回のカブトエビ飼育体験記

これは、卵を入れる前に水の中に溶かしておくものです。

しかし説明書を読んでも、何のために入れるのか、成分は何なのかが良くわかりません。

実はこれは、卵の孵化率を上げるためのものだそうです。

どういうものなのか、入れないとどうなるのか。

わが家の飼育体験と共にまとめてみました。

カブトエビの

栄養が何なのか、

気になる方は

参考にしてみて下さい。

カブトエビの栄養の成分とは?

カブトエビの栄養が入っているような入れ物カブトエビの栄養は、セットの説明には、「卵から生まれたトリオプスに必要な栄養」と記載されています。

※トリオプスとは、カブトエビの別名です。

カブトエビ飼育セットの栄養の説明しかし、詳しい内容はわかりません。

そこで、メーカーの日本動物薬品株式会社にメールで問い合わせてみました。

すると、このような返信がありました。要約しています。

・細かい成分などの公表は行っていない。

・水質安定剤的なもの。

・各地区の水質(水のペーハーや硬度など)が異なることがあるので、安定させるもの。

・絶対必要ではないが、水質を統一安定化し、孵化率を少しでも上げるもの。

だそうです。

詳細は分かりませんが、孵化時にあると良いものということでした。

ちなみに、カブトエビ飼育をされているユーチューバーのとりからchさんは、孵化時に「いろはす」を使っているそうです。

これも、水質安定に関係するものだそうなので、カブトエビ飼育の孵化には水質が大事だということでしょうね。

「カブトエビの栄養」は、

カブトエビ孵化に合った

水質にするもの

ということが

分かりました。

カブトエビ飼育キットの栄養を使い切ってしまったわが家がとった行動

カブトエビの水槽の水を変えている写真わが家では、飼育キットの卵を、3回に分けて使いました。

「カブトエビの栄養」は1回目の飼育時にすべて使ってしまい、

2回目は、汚れた1回目の水をそのまま使いました。

3回目は、さすがに汚れすぎていたので、一度水を変え、栄養の入っていない水を使いました。

水道水を3日以上置いてカルキ抜きした水を使いました。

孵化率はというと、

1回目・・・5匹孵化1袋の1/2の量の卵)

7/87/15に孵化 気温26~29℃ほど

2回目・・・13匹孵化1袋の1/4の量の卵)

7/278/2に孵化 気温28~31℃ほど

3回目・・・17匹孵化1袋の4/1の量の卵)

8/58/7に孵化 気温28~31℃ほど

2・3回目は、気温が高かったので孵化しやすかったのかもしれません。

あと、たくさん孵化したものの、小さく白いまま亡くなった個体もいるので、今思うとミジンコやホウネンエビも入っていたように思います。

わが家では、孵化に関しては「カブトエビの栄養」は関係ありませんでした。

この地域の水質が合っていたのかも知れません。

カブトエビ飼育はほんとに奥深いです。

「カブトエビの栄養」は孵化後のエサ代わりの役目も?

スポイトでカブトエビに栄養を与える画像カブトエビの栄養は、水質安定の役目もあると思いますが、生まれた後のための“エサとしての栄養”も混じっているのではないかと思います。

説明書に「卵から生まれたトリオプスに必要な栄養」と書かれていますし。

わが家の1回目の飼育では「カブトエビの栄養」を入れた後、翌日にはすでに、水カビのようなもやもやがたくさん発生してしまいました。

水カビが発生するということは、栄養素が多いということなので、おそらく、孵化後のカブトエビのための栄養(エサになるもの)も入っていたのだと思います。

ちなみに、3回目の飼育では、カブトエビの栄養を入れていない水で孵化させたため、水ゴケは発生しませんでした。

【カブトエビ孵化後の栄養】

3回目の飼育では付属の「カブトエビの栄養」がもう無かったので、孵化後すぐ与えられる栄養を探しました。

野生なら土の中にある栄養素、微生物などを食べているそう。

探していくと、「幼生時の栄養は、ドライイーストでも可」という情報を手に入れました。

これならわが家にある!ということで、使うことにしました。

分量や使用方法が分からず試行錯誤で使ってみましたが、今のところ上手くいっています。

こちらが、家の冷蔵庫に保管していた、使いかけのドライイーストです。

ドライイーストの箱の写真普通にスーパーなどで売っている料理用のものです。

金額は、120円ぐらい。

パンを作るのに使い、その後、セロテープで一応密封して冷蔵庫に放置。

かれこれ7か月は経過しています。

大丈夫かなと思いつつ、

水に溶かし、少しずつ与えてみました。

わが家では、このようにして与えてみました。

①ドライイーストをほんの少量カップに入れ、そこに、カルキ抜きした水を少量入れます。

ドライイーストを薄めている写真水は、汲みおいて2日以上経過し、自然にカルキが抜けたものを使います。

水道水や、ミネラルウォーターや金魚のカルキ抜きなどはカブトエビには良くないそうなので慎重に。

②よく混ぜて溶かします。

③出来上がり!

これをスポイトで一滴ずつ慎重に与えました。

これを与えると、すぐにもやもやした汚れが発生するので、

こまめにスポイトで吸い取っています。

この方法で、今まで、5匹のカブトエビが孵化後10日を超すことが出来ました。

今も元気に育っています。

まとめ

水が入った水槽のイラスト

・カブトエビ飼育キットに付属している栄養は、成分は公表されていないが、水質安定的なもの。

・孵化後すぐのエサになるものも含まれていると推測される。

・わが家では、「カブトエビの栄養」を入れなくても孵化率は安定していた。

・孵化後は、ドライイーストが成長には有効だった。

・「カブトエビの栄養」が入っている時も入っていない時も、孵化後に育つかどうかは分からない。

カブトエビ飼育は奥深くて、まだまだ分からないことばかりです。

この記事が皆さんのカブトエビ飼育の参考になれば幸いです。