拾った亀を飼うのに必要な道具は?クサガメを拾ったわが家の亀ライフ
わが家にはクサガメが一匹います。
名前はごろうざえもん。
通称「ゴロー」です。
このゴローとの出会いは、
一年前の6月の用水路でした。
まだまだ小さかったゴロー。
見つけたけど、
飼うことは考えていませんでした。
しかし、何という亀かを調べ、
飼い方を調べると、
意外と飼えそうなことが判明。
それから飼うこと一年。
今では立派に家族の一員として育っています。
✅「亀を拾ったけどどうしよう?」
というあなた、
✅「亀を飼ってみたい」
というあなた、
✅「亀を飼うには何が必要なんだろう?」
というあなた。
この記事には、
クサガメの飼い方と、
飼ってみた一年間の
体験談を書いています。
良ければ参考にしてみて下さいね。
拾った亀だけど家で飼育してもいいのかな?
亀は、なんでも飼っていいわけではありません。
飼えない亀もいます。
また、飼育をして、逃がすことを禁止されているものもいます。
もし、環境省で指定されている、「特定外来生物」だった場合、
新たに飼うためには、主務大臣の許可を受けなければなりません。
学術研究・展示などの目的があって、施設を整えないと許可がおりないので、
ペットとしてでは、飼えないようです。
以前から飼っていたものなら、許可を得られれば飼育できるそうです。
詳しくはこちら
家で飼育できる亀たち
ニホンイシガメ
関東より南で生息しています。黄色がかった甲羅が特徴で小判みたいに見えるので「銭ガメ」とも呼ばれています。若い亀には甲羅の後縁にギザギザがあります。よく見かける場所は、池、河川、湿地、水田などに生息しています。
クサガメ
イシガメの仲間です。朝鮮半島に生息していたものが、18世紀の末ごろに移入したらしいです。首には黄色いストライプの模様が入っています。成熟したオスは体が真っ黒になります。クサガメの名前の由来は、臭いカメと言われて、捕獲されると臭いニオイを放ちます。
家で飼育されているカメたち
✅ミシシッピニオイガメ
✅キボシイシガメ
✅ハイイロチズガメ
✅フロリダアカハラガメ
✅ニシキマゲクビガメ
ちなみに、現在の特定外来生物に指定されている亀は、
✅カミツキガメ
✅ハナガメ
✅ハナガメ×ニホンイシガメ
✅ハナガメ×ミナミイシガメ
✅ハナガメ×ミナミイシガメ
✅ハナガメ×クサガメ
です。
わが家は、用水路で7㎝ぐらいの小さな亀を見つけました。
亀の種類を調べてみると、「クサガメ」という亀だということが判明。
「クサガメ」は、飼っても良い種類とのことで、飼うことにしました。
もちろん、途中で逃がさないこと前提です。
亀の寿命は
30年~100年
以上もあるそうです。
そういう意味で、亀を飼うには覚悟が必要だと思います。
亀を飼うのに必要なものは?【夏】
夏は、亀を飼うのは比較的簡単です。
わが家では、夏は外に出して飼育しています。
真夏の暑い日は、温まりすぎると死んでしまうので、
日陰に入れて、水温が上がりすぎないように注意しています。
そして、クサガメを飼うには浅く水を入れておく必要があります。
体がかぶるくらいがいいです。
入れすぎに注意。
すぐに、エサやフンで汚れて臭くなるので、3日に一回ぐらい水替えをしています。
掃除用のブラシや、汚れをすくう用の茶こしのようなもの、バケツがあると便利です。
冬の掃除用に、給油で使うポンプもあると便利です。
その他、このようなものを使っています。
【必要なもの】
水槽
わが家ではホームセンターで買った、青い四角い“たらい”を使っています。
長さは33×47㎝です。
今、ゴローは体長13㎝ほどなので、ちょうどいいですが、
大きくなったらもっと広い方が良いかもしれません。
亀はどんどん大きくなります!
金網
猫にとられないように、天井に金網をかぶせています。
100均で購入しました。
岩場
亀は、日光浴が必要です。
隠れ場所や、温度調節も必要なので、入れる岩場が必要。
初めは小さい岩場を使っていましたが、体が大きくなったので、
高さが調節できるものに買い替えました。
良い感じです。
エサ
わが家では、「カメサクッ!」というのを与えています。
ペレット+エビ入り。
最初のころは、もっと小さい100均のエサを与えていました。
偏食や食欲不振の時期もありましたが、今ではバクバク良く食べます。
また、食事のことは別記事で書こうと思います。
今は「カメサクッ!」がお気に入りです。
水温計
暑くなりすぎると死んでしまうので、水温を計れると便利です。
30度を超えると危険!
亀を飼うのに必要なものは?【冬】
冬は寒くなり、亀には辛い時期です。
冬眠させる場合もあるそうですが、小さいうちは耐えられないこともあるそうで、
わが家では
水中ヒーターで
温めていました。
また、太陽の温かさと紫外線も足りなくて元気がなくなるそうなので、温め用のライトと、紫外線を当てられるライトを使用していました。
温め用のライトと、紫外線発生ライトの二種類を使うことでやっと、太陽の代わりになるそうです。
水替えも頻繁には難しくなるので、ろ過できる水中フィルターも使いました。
わが家で使用しているものはコチラです。
【必要なもの】
ヒーター
テトラ セーフティデュオ 26℃レプトヒーター50w
水の中に入れて使用します。
温め用ライト
ジェックス SWAMP BASKING SPOT スワンプグロー 50W
温め用ライトのライトスタンド
カミハタ テラリウム用ライト&ヒーター専用 クリップスタンドテラ
紫外線発生ライト
紫外線発生用ライトのスタンド
YAZAWA クリップライト
フィルター
水作 タートルフィルター+S
フィルター交換ろ材
冬はいろいろと使いました。
まとめ
環境にもよると思いますが、
わが家では亀を、夏は屋外、冬は室内で飼育しています。
✅一年を通して、水槽・岩場・エサは最低限必要。
✅夏は比較的少ない設備で飼育できる。
✅冬は日光浴がしにくいので、太陽の代わりに、温め用・紫外線発生用のそれぞれのライトが必要。
✅冬は、水温維持も必要なため、ヒーターも必要。
✅冬は掃除が難しいため、フィルターもあるとよい。
今回は、わが家の亀飼育で使っているものを書きました。
良ければ参考にしてくださいね。
同じく"クサガメ"を飼育している方
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