拾った亀を飼うのに必要な道具は?クサガメを拾ったわが家の亀ライフ

2021年7月26日

 

クサガメのこどもわが家にはクサガメが一匹います。

名前はごろうざえもん

通称「ゴロー」です。

 

このゴローとの出会いは、

一年前の6月の用水路でした。

まだまだ小さかったゴロー。

 

見つけたけど、

飼うことは考えていませんでした。

 

しかし、何という亀かを調べ、

飼い方を調べると、

意外と飼えそうなことが判明。

 

それから飼うこと一年。

 

今では立派に家族の一員として育っています。

 

✅「亀を拾ったけどどうしよう?」

 というあなた、

✅「亀を飼ってみたい」

 というあなた、

✅「亀を飼うには何が必要なんだろう?」

 というあなた。

この記事には、

クサガメの飼い方と、

飼ってみた一年間の

体験談を書いています。

良ければ参考にしてみて下さいね。

拾った亀だけど家で飼育してもいいのかな?

クサガメの顔どアップ亀は、なんでも飼っていいわけではありません。

飼えない亀もいます。

また、飼育をして、逃がすことを禁止されているものもいます。

もし、環境省で指定されている、「特定外来生物」だった場合、

新たに飼うためには、主務大臣の許可を受けなければなりません。

学術研究・展示などの目的があって、施設を整えないと許可がおりないので、

ペットとしてでは、飼えないようです。

以前から飼っていたものなら、許可を得られれば飼育できるそうです。

詳しくはこちら

家で飼育できる亀たち

ニホンイシガメ

ニホンイシガメ

関東より南で生息しています。黄色がかった甲羅が特徴で小判みたいに見えるので「銭ガメ」とも呼ばれています。若い亀には甲羅の後縁にギザギザがあります。よく見かける場所は、池、河川、湿地、水田などに生息しています。

クサガメ

クサガメ

イシガメの仲間です。朝鮮半島に生息していたものが、18世紀の末ごろに移入したらしいです。首には黄色いストライプの模様が入っています。成熟したオスは体が真っ黒になります。クサガメの名前の由来は、臭いカメと言われて、捕獲されると臭いニオイを放ちます。

家で飼育されているカメたち

✅ミシシッピニオイガメ

✅キボシイシガメ

✅ハイイロチズガメ

✅フロリダアカハラガメ

✅ニシキマゲクビガメ

 

環境省 日本の外来種対策

ちなみに、現在の特定外来生物に指定されている亀は、

✅カミツキガメ

✅ハナガメ

✅ハナガメ×ニホンイシガメ

✅ハナガメ×ミナミイシガメ

✅ハナガメ×ミナミイシガメ

✅ハナガメ×クサガメ

です。

わが家は、用水路で7㎝ぐらいの小さな亀を見つけました。

亀の種類を調べてみると、「クサガメ」という亀だということが判明。

「クサガメ」は、飼っても良い種類とのことで、飼うことにしました。

もちろん、途中で逃がさないこと前提です。

亀の寿命は

30年~100年

以上もあるそうです。

そういう意味で、亀を飼うには覚悟が必要だと思います。

亀を飼うのに必要なものは?【夏】

夏の亀飼育の水槽夏は、亀を飼うのは比較的簡単です。

わが家では、夏は外に出して飼育しています。

真夏の暑い日は、温まりすぎると死んでしまうので、

日陰に入れて、水温が上がりすぎないように注意しています。

そして、クサガメを飼うには浅く水を入れておく必要があります。

体がかぶるくらいがいいです。

入れすぎに注意。

すぐに、エサやフンで汚れて臭くなるので、3日に一回ぐらい水替えをしています。

亀の掃除用グッズ掃除用のブラシや、汚れをすくう用の茶こしのようなもの、バケツがあると便利です。

冬の掃除用に、給油で使うポンプもあると便利です。

その他、このようなものを使っています。

【必要なもの】

水槽

わが家ではホームセンターで買った、青い四角い“たらい”を使っています。

長さは33×47㎝です。

今、ゴローは体長13㎝ほどなので、ちょうどいいですが、

大きくなったらもっと広い方が良いかもしれません。

亀はどんどん大きくなります!

金網

猫にとられないように、天井に金網をかぶせています。

100均で購入しました。

岩場

亀は、日光浴が必要です。

隠れ場所や、温度調節も必要なので、入れる岩場が必要。

初めは小さい岩場を使っていましたが、体が大きくなったので、

高さが調節できるものに買い替えました。

良い感じです。

エサ

わが家では、「カメサクッ!」というのを与えています。

ペレット+エビ入り。

最初のころは、もっと小さい100均のエサを与えていました。

偏食や食欲不振の時期もありましたが、今ではバクバク良く食べます。

また、食事のことは別記事で書こうと思います。

今は「カメサクッ!」がお気に入りです。

 

水温計

暑くなりすぎると死んでしまうので、水温を計れると便利です。

30度を超えると危険!

 

亀を飼うのに必要なものは?【冬】

冬の亀飼育グッズ冬は寒くなり、亀には辛い時期です。

冬眠させる場合もあるそうですが、小さいうちは耐えられないこともあるそうで、

わが家では

水中ヒーターで

温めていました。

また、太陽の温かさと紫外線も足りなくて元気がなくなるそうなので、温め用のライトと、紫外線を当てられるライトを使用していました。

温め用のライトと、紫外線発生ライトの二種類を使うことでやっと、太陽の代わりになるそうです。

水替えも頻繁には難しくなるので、ろ過できる水中フィルターも使いました。

わが家で使用しているものはコチラです。

【必要なもの】

ヒーター

テトラ セーフティデュオ 26℃レプトヒーター50w

水の中に入れて使用します。

温め用ライト

ジェックス SWAMP BASKING SPOT スワンプグロー 50W

温め用ライトのライトスタンド

カミハタ テラリウム用ライト&ヒーター専用 クリップスタンドテラ

紫外線発生ライト

紫外線発生用ライトのスタンド

YAZAWA クリップライト

フィルター

水作 タートルフィルター+S

フィルター交換ろ材

冬はいろいろと使いました。

コチラも飼育してますよ!  カブトエビもいます

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まとめ

たらいの中のクサガメの画像環境にもよると思いますが、

わが家では亀を、夏は屋外、冬は室内で飼育しています。

✅一年を通して、水槽・岩場・エサは最低限必要。

✅夏は比較的少ない設備で飼育できる。

✅冬は日光浴がしにくいので、太陽の代わりに、温め用・紫外線発生用のそれぞれのライトが必要。

✅冬は、水温維持も必要なため、ヒーターも必要。

✅冬は掃除が難しいため、フィルターもあるとよい。

今回は、わが家の亀飼育で使っているものを書きました。

良ければ参考にしてくださいね。

同じく"クサガメ"を飼育している方